音楽、映画、美術、舞台、食事、文学、観光についての体験感想文集

４月２５日（土） 東広島市西条東北町にあるブランジェリー「Boulangerie Chez GEORGES」のサンドイッチを食べる。

東広島市西条東北町にあるブランジェリー「Boulangerie Chez GEORGES」のサンドイッチを食べる。

妻がいつもお世話になっているジョルジュさんのサンドイッチを持って帰ってきた。前に、ジョルジュさんのパンに具を挟んで、ジョルジュ・サンドというフェミニスト料理を作って欲しいと思ったことがある。ベジタリアンでもなく、ヴィーガンでもなく、辛口に噛みつける肉料理なんか望ましく、実際にどんなことを話したか覚えていないが、そんなことを男らしい妻に口にしたような。

パン・バーニャはオリーブオイルがたっぷり染みていて、様々な具がボリューム一杯になって口に広がる鷹揚なサンドイッチだ。ウフマヨはブラックペッパーのアクセントが効いた卵の具で柔らかいパンドミに挟まれた優しいサンドイッチだ。ジャドーは私は愛するなんて言葉が浮かぶような餡とバターの最高の組み合わせが歯ごたえ噛みごたえあるパンに挟まれたサンドイッチだ。

これら本物のジョルジュ・サンドは、どれも優れて美味しい。妻曰く、ジョルジュさんはバゲットとパンドミに真髄があるという。たしかに、前に食べたことがある。

でも一番美味しいのは、パン同様に作る家族だろうなと、楽しいインスタグラムのイラストと、その味のある文章と風貌をふきだしに思い出す。