5月26日(日) 広島市西区中広町にあるラーメン屋「らぁめん 紺屋」でしおらーめんを食べる。
広島市西区中広町にあるラーメン屋「らぁめん 紺屋」でしおらーめんを食べる。
前に来た時はしょうゆらーめんを食べて、澄みきったスープに醤油の味があった。しおらーめんは、使われている塩の味を見極めたと錯覚するほど全面にある。恐ろしく澄みきったスープは変わらない。小松菜の味も変わらない。塩味のついたキクラゲは前もあっただろうか。刻みねぎも爽やかだ。
麺も噛めば噛むほど小麦の味わいが広がる。こうやって麺そのものを味わえるラーメンは意外に少ないのではないかと思ってしまう。メニュー表にスープの素材が書かれていて、トンコツ、豚、鶏ガラ、こんぶ、とあり、知ってからスープをすすると、トンコツっぽさはあるかも、鶏ガラはわかりそうだ、この味はこんぶだろうかと、知った気になるほど削ぎ落とされている。
昼に食べた蕎麦も、抽出されていた。澄んだ世界へ向かう和の特徴……、というか、汚れなき味を感じた。
それを自分にあてはめてしまう。こういう自意識の大きさがうるさいのだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます