12月19日(水) 広島市中区加古町にあるJMSアステールプラザ能舞台で「万作の会 狂言会」を観た。
広島市中区加古町にあるJMSアステールプラザ能舞台で「万作の会 狂言会」を観た。
樋の酒
太郎冠者:野村万作
主:月崎春夫
次郎冠者:深田博治
後見:飯田豪
六地蔵
従者:野村萬斎
田舎者:石田幸雄
従者:飯田豪、中村秀一、野村太一郎
後見:石田淡朗
夜の部を観た。昼の部は、咲華、福の神だ。一日に二度は疲れると思ったが、むしろ短いくらいで、来年は日があえば、昼も夜も観よう。
野村萬斎さんの解説で始まる。それだけで約30分もあり、退屈させずに短くない時間を解説するのはさすがだ。女性客が圧倒的に多く、その人達は好んで野村萬斎さんの話を笑い袋のように笑う。
六地蔵も良かったが、コメディのような動きがややあり、好みが分かれる。それでも野村萬斎さんの表現豊かな声音と表情、人物像は、護国神社で観た薪能の姿とは違い、カードの一枚を観ているに過ぎないと感じた。
樋の酒が良かった。慌ただしくなく、上品なリズムで続き、野村万作さんの芸がとても味わいがあった。酒を飲んでからの舞が良く、主が現れてから、ちゃっかりもう一杯飲むあたりの芸に心から笑うことができた。
野村萬斎さんが解説で言っていた。立派な能舞台があるのは珍しいと。自分が知らないだけかもしれないが、もっと頻繁にこの能舞台で舞台を行ってほしい。もっともっと能舞台を役立てて欲しい。神楽よりも、能楽で広島が有名になるくらいに。
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