12月16日(日) 広島市中区基町にある広島市映像文化ライブラリーで小林正樹監督の「上意討ち 拝領妻始末」を観た。

広島市中区基町にある広島市映像文化ライブラリーで小林正樹監督の「上意討ち 拝領妻始末」を観た。


1967年 東宝、三船プロダクション 121分

監督:小林正樹

脚本:橋本忍

出演:三船敏郎、加藤剛、司葉子、仲代達矢


「合点がいかぬ」この台詞が何度かでる。その合点は執念で腑に落ちる。その執念を解する者達は滅び、解せない者達は生き延びる。上からの無理に対して、下からは道理で対するが、潰される。


執念が狂気の沙汰を生む。ところが本人は狂気と思わず、筋を通すことが当然だ。しかし道理を曲げてなびくのが世間のならいで、それがいわゆる普通となる。


この映画は理想とその結果が表れている。それを良く思うのは、理想主義者になるか。

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