12月15日(土) 広島市中区八丁堀の「boulangerie deRien」でパンを買った。
広島市中区八丁堀の「boulangerie deRien」でパンを買った。
平日、職場の夕方、セブンイレブンで買うシナモンロール4個入りを必ず食べる。最近はそれに家でいれたコーヒーを合わせる。腹が減って動きが悪くなるよりも、腹を満たして動くために。
悪くはないが、コンビニのパンを食べるたびに、発見はない。「やっぱりおいしい!」と思うよりも、「ああおいしい」でとまる。
ためしに「アンデルセン」で買ったカンパーニュを持って行くと、ジップロックの袋を開けた途端に小麦の香りが広がり、こんなにおいしいのだと感動した。
毎日もったいないことをしているのかもしれない。
そう思いドリアンさんでパンを買った。広島で最も主食らしい力を持ったパンだから。我が家のパン職人は忙しく、とても注文できない。
カンパーニュとブロンを各1キロ買った。スライスしようとすると、ヨーロッパを旅行中に味わった手応えに苦戦した。まるで動物をさばくような、木材をのこぎりで切るように、不慣れで力の入れ方がわからない。外皮がぼろぼろこぼれる。信頼の証だ。
こぼれた外皮を集めて皿に移し、ヨーグルトをかけて食べると、まるでシリアルを食べるような気持ちのよい乾いた食感に、芳醇な味わいが広がる。おいしいパンだ。
店の営業時間の関係で、2週に一度の土曜日にしか買えないから、消費量を見極めてから、一回に3キロ買うか検討しよう。ただ、人気があるから人が並んでいた。クリスマスシーズンでシュトーレンがあるからだろうか。
ちなみに、ドリアンという言葉にいつも違和感を感じる。前にネットかなにかで、フルーツのドリアンがどうちゃらこうちゃらと、その言葉の響きについて書かれていた。ドリアン助川を思い出す。フランス語が日本語に発音されると、まったく違った響きだ。子音だけのどぅ、喉の奥のRと、ぃあん。普段聞くのはドラゴンボールやタイなどの印象ばかりでへんてこだ。
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