11月17日(土) 広島市中区広瀬北町にある「ラ・セッテ」でBコースのランチを食べる。

広島市中区広瀬北町にある「ラ・セッテ」でBコースのランチを食べる。


前菜盛り合わせ

ジャガイモのニョッキ和牛ボロネーゼソース

栗とほうじ茶のティラミス

エスプレッソ


前菜が盛りだくさん、皿を時計に12時からまわると、茄子のトマト煮、茹でたブロッコリーに白いソース(根セロリ?)、茹でたさつまいも、ニンジンスライス、ジャガイモのオムレツ、鶏肉のスライス、ラディッシュ、桜色のハム、茹でたカリフラワー、かぼちゃのムース、ラディッシュの薄切り、イワシのマリネ、れんこん、パプリカ、固めた鶏肉のスライス、中央はほうれん草のソース。


素材を活かした味付が多い。イワシのマリネは甘酸っぱさに鮮烈なイワシの味が引き出され、パプリカは甘さに磨きがかかり、れんこんは香ばしく、鶏肉は噛めば噛むほどじわりじわりと淡白な味が広がり、ハムは脂身が香りよく、かぼちゃのムースは生クリームによって上質なデザートのように濃厚だった。


ニョッキは、牛の旨味とトマトが合わさったソースに、素朴な甘さのニョッキが柔らかく絡み合い、ミートソースのような慣れた味のようでいてずっとコクがあり、ルッコラの苦味とチーズの旨味が装いを広げる。


ティラミスは、派手さはなく、ココアとマスカルポーネはほどほどに、ほうじ茶のアイスはほんのりと、しかし栗は強烈な存在感と甘さで口に落とされる。


エスプレッソは黒い味は濃すぎず、赤い酸味も多くなく、飲みやすい中間地点で、さらっと飲める。


白い内装にまとまったシンプルな店内は広々としていて、ゆとりがある。でも、もう少しだけ感動と衝撃が欲しかったというのが正直な気持ちだ。

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