児童虐待者因果応報罪

@kimutiman

第1話

政府は深刻な児童虐待を何とかすべきとし、児童虐待者因果応報罪を作った。

この法律は虐待をする者や疑いのある者を強制的に収用所に連行されるようになる。

疑いのある者は自白剤や拷問による入念な質問をする。

虐待をする者のあらゆる財産は没収され、戸籍情報等も抹消される。

そして5年に渡り毎日身体的暴力や精神的暴力を職員として使われている犯罪者による行われている。

5年の刑期が終われば、虐待者の人格は抹消され新たな人格を上書きされ都合の良い労働力にされる。

何故最初から人格を上書きせず、苦しみを与えているのかと言うと虐待者には虐待をされた者の痛みや苦痛を与え、更に最初に財産や戸籍の抹消や最終的に行われる人格の抹消を伝え逃げられない事と自分がやった行いを5年の間で反省させる為である。







特殊部隊の様な装備を身に付けた四人は怒鳴り声と娘と母親と思わしき鳴き声や叫び声がするマンションの部屋の前に居た。

四人は一様に部屋で行われている行為に怒りを燃え班長の突入指示を今か今かと待っていた。

「突入!」

遂に班長が突入指示を出し、班員達は素早く扉を破壊し部屋の中に侵入し今まさに娘に手を上げようとする父親を素早く抑え込み服を剥ぎ取った。

「なんなんだよ!!お前ら!!」

父親は喚き散らし、班員達は父親を囲み警棒を素早く抜き叩いた。

「……我々は児童虐待者対策班だ屑め、今からお前を収用所に連行する」

班長が班員達に警棒で叩く事を止めさせ、厳めしく父親に言った。

其を聞くと何倍も腫れさせた顔を真っ青にしながら何かを言おうとするが、班長の右ストレートにより強制的に黙らせた。

「……よし!連れていけ!」

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