誰かを助けたい。
誰かを頼りたい。
カズヤはやっと心からそう思えたんですね。
ジュネはどうにか助かりそうで、良かったですが……
マクナス……
ずっとソーラのことを考えて生きてきたんだから。
妹を守ろうとする兄の背中、きっとソーラは見てたよ……。・゜・(ノД`)・゜・。
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
この場限りなのか、改心したのか、カズヤの心に大きな変化がありましたね。
私が思うには、この場限りに近いものかなと。でも一度の経験が、二度三度と重なっていくうちに定着するものですよね、なにごとも。
マクナスは斃れました。ソーラの居る場所へ行けることに、彼は喜ぶのでしょうかね。
きっとどんな顔をすればいいのか迷って、挙句に早く来てと怒られるのでしょう。
ソーラは兄に、たくさん話すでしょう。フレミトゥが見せてくれた、美しい世界のことを。
幸薄い兄妹に、せめてもの祈りを捧げることとします。
リアルアイテム、絆創膏は、ない……な。
こちらでは、娘の四肢を包帯で巻いています。
それだけでも可哀想だというのに、ジュネ!
兄貴とは、妹に申し訳なく思うものと、『男はつら〇よ』で、学ばせて貰っています。
兄貴とは、妹の幸せを願うものだと、決まりきったことではありませんが、少なくとも、貴方はそうだった。
だから、何もかも赦免して欲しいとは思っていないだろう。
だから、旅に出たのだろう。
私は、彼にエールをおくりたい。
そして、カズヤくん、君は、成長したね。
作者からの返信
え。怪我ですか? 大丈夫ですか?
家族が家族を大切にする、というのを、私は自分の目で見たことがありません。ので、こうだったら嬉しいのかなというのを書いたという面はあります。
彼は不器用な人間なので、妹以外のあらゆることを度外視して生きてきましたね。