第3話 バレンタインデーとは
バレンタインデーおめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
あれ?
そう言うことでは無いのですか?
バレンタインって年が明けた的な意味ですよね?
あ、嘘です。知ってますよ。
熟女ズから嫌というほどバレンタインについて擦りこまれたので、ええ、ある意味洗脳ですね。はい
↑
余程怖い目にあったらしい
それは……ある年のバレンタインデーだった。(以下、回想シーン)
「たろちゃん! チョコ欲しいでしょ? 本命かどうかはヒ・ミ・ツ(ハァト」
……本命ではありませんように。願
「え? そんな良いですよ~(それに俺の名前はタローではない←言えない)」
↑
やんわりと拒否
「遠慮すんなよーアタシとたろちゃんの仲じゃないかあ」
↑
満面の笑み
「い、いや、いいですって!」
↑
頑なに拒絶
だってさーホワイトデーの時が怖いじゃないかあ……
3倍返しどころか10倍返しを要求されるに違いない(言い切り)
「おら、やるって!」
↑
ボディに強く押し付けられる
「ぐ、ぐはあ!」
↑
吐血
「お礼は? 嬉しいだろ?」
↑
目が笑ってない
「ハィアリガトウゴザイマス」
↑
何故かカタコト
「わかればいいんだよ。わかれば。大事に食えよゴデバだからな。ゴ・デ・バ」
↑
GODIVAと言いたいらしい
「ハ、ハイ……」
↑
カツアゲにあっているサラリーマンの気分
「おい。ヒトクチくれや」
↑
熟女ズが全て美味しくいただきました。
この日以降、バレンタインがトラウマになったことは言うまでもない……
おしまい。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます