ベランダの手すりを通勤や通学に使われる家の夢。
猫店。
第1話
私はアパートの2階に住んでいる
そのちょうどまえには未来の高速道路があった
そこを通勤や通学の人たちが磁力なのかどういう仕組みなのか、
道から少し浮かんだスケボーのような乗り物で行き交う
服装はいたってカジュアル
仕事に行く人も堅苦しい恰好をしなくていい時代がきた!
毎日ネクタイなんて大変だろう?
その高速道路からほんの少し離れたうちのベランダに飛び移る
いたづらでうちのベランダの手すりをつかって
そのスケボーのような乗り物で進む
このスケボー、どうやら接地面があればどこでも進めるようですね
どんどん人がくる
うちの手すりだけじゃない
隣の家の手すりもその隣の家の手すりもつかう
そして端まで行くと最後はまた高速道路のようなものに戻る
「ちょっとーやめてくださいー」
私は窓を開けてお願いするがあざ笑ってやめてくれない・・・
どうしよう、毎朝通勤で手すりを使われるこの家に一生住むのは嫌だ・・・
防犯上の問題もどうなのよ・・
あ。
賃貸だよ。一生住むわけないじゃん
そのうえうちは3階だからその道路よりだいぶ高いところにあるじゃないか
よかった、手すりを使われなくて済みそうだ
おしまい
ありがとうございました
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・
2017年1月に見た夢
ベランダの手すりを通勤や通学に使われる家の夢。 猫店。 @nekot_en
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます