〇三四

 来訪者は無かった。

 君がそう伝えると、ロヴァは不思議そうに頭を掻いた。


「そっか、来なかったか。まあ、それはそれで……」


 意味深なことを言うと、ゴロリと寝台の上を転がった。

 何か心当たりがあるのだろうか?

 君はロヴァに訊ねようとするが、いつの間にか彼はすやすやと寝息を立てていた。

 仕方がない。

 君も明日に備えて眠る事にする。


 反論点に1を加えた後、【〇三二】に進みたまえ。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054888453186/episodes/1177354054888485926

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