〇三三

 君は不可思議な来訪者の存在を告げる。


 『狗は、何に吠える?』


 来訪者が残した暗号めいた文言についても、君はロヴァに伝えるだろう。


「ふーん、そっか」


 ロヴァは頷くと、ごろりと寝台を転がった。


「狗、な……」


 心当たりがあるのだろうか?

 君はロヴァに訊ねようとするが、いつの間にか彼はスヤスヤと寝息を立てていた。

 仕方がない。

 君も明日に備えて眠る事にする。


 同意点に1を加えた後、【〇三二】に進みたまえ。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054888453186/episodes/1177354054888485926

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