基本ルールブック環境

見出しに基本ルールブック環境と書いてあったことにお気づきだろうか。

この章では「基本ルールブック環境での従者型」について考えていく。

基本ルールブック環境とはダブルクロス3rd editionルールブック１とダブルクロス3rd editionルールブック２だけを使用している、と言う意味である。

基本ルールブック環境でも従者に関する大事なエフェクトは半分ほど揃っているので、EA環境と変わらないぐらいの強さを生み出すことができる。また、エフェクト数が少ないので、EA環境と比較すると従者型を作るのは簡単である。もし、いきなりEA環境で従者型を作るつもりの人がいれば、先に基本ルールブック環境で作ってみるのも一興ではないだろうか。

基本ルールブック環境で辛いのは従者型において最も頼りになる専用エフェクトである《愚者の兵装》で選べるアイテムが非常に少ないことである。具体的には3種類である。

それゆえに従者型で出来ることは絞られてくる。しかし、逆に言えば絞られてくるとはいえやはり従者型は作れるのである。

次の話からはまず基本ルールブック環境での従者型で大切なエフェクトなどを紹介し、そのあと作成に入っていく。

長くなるとおもうが、ゆっくりと読んでもらえれば幸いだ。