◆Middle07◆扉の開く日

GM:あーさー朝だよー。朝ごはん食べて、遺跡いくよ~。シーンプレイヤーはエルムン。他、全員登場。


エルムン:あさごはん!「もぐもぐもぐ……」


GM:いよいよ遺跡が開くとき。遺跡前には大勢の冒険者。神官の説明を待っている。この遺跡の奥に、ガラドアの手がかりがあるかもしれない。「探索に参加されます冒険者の皆様、おはようございます。少々、この遺跡のことを説明させていただきます。ただいま、ギルドの登録も受け付けております。まだの方は、登録申請をどうぞ。遺跡の扉は明日の夜明けには閉まってしまいます。それまでに最も深くに探索したパーティーには報酬金1万Gが与えられます」


マーセイディズ:「すみません、ネリカさん申請お願いできますか?」(手が離せない模様)


GM:ああ、キミたちのギルドは昨日検査してる時にアンネリカがしたものとしよう。


マーセイディズ:なんと。


アンネリカ:は~い。


GM:ギルマスはアンネリカでおkかな?


一同:OK!


アンネリカ:まああれだけこのギルドで行くって行ってて申請しないのはないと思う! 了解ですよ~。

 

GM:お土産購入はあちらからとかまあ説明しまして。ゴゴゴッゴゴ扉が開く。「それでは皆さん、探索の開始です!」冒険者たちが、飛び込んでいく! キミたちも飛び込む?


マーセイディズ:こむこむ。


フォシア:「(ティタのためにも、成功させないと……)」


エルムン:GO!


フォシア:ごーいん!


GM:ではここでギルドサポートを宣言します。≪精神支配≫。登場している任意のキャラクターを対象に宣言。難易度10【精神】の判定を対象は行う。この判定に失敗した対象はあなたのギルドに所属している任意のキャラクターを対象とした判定の際にすべてのダイスを-1Dする。また、このギルドサポート宣言と同時に≪魅了≫のスキル効果も合わせて発揮される。この≪魅了≫は≪精神支配≫の効果での発動になる為、インタラプトなどのスキル打ち消しでは無効化ができない。1シナリオに1回使用可能。

 対象は登場しているエキストラを含めたすべてのキャラクター。今日この日、遺跡探索の為に集まったキミたちは既にこの効果の対象として選ばれてしまっている。


エルムン:!?


アンネリカ:おっと?


マーセイディズ:にゃ!?


フォシア:ヒエッ。


GM:使用するのはもちろん説明を行っていた神官だ。


フォシア:知ってた!!


エルムン:やっぱり悪党だった。


GM:この判定フェイトを払ってでも成功させるように。失敗すると、キミたちの精神は支配されてしまう。


マーセイディズ:ですよね⁉


アンネリカ:まあそうだよねー、フェイト1点使用。(ダイスを振る)16で成功。


マーセイディズ:フェイト1点(ダイスを振る)17で成功。


エルムン:フェイト2点(ダイスを振る)18で成功。


フォシア:フェイト1点で(ダイスを振る)16で成功。


GM:お見事。では合わせてダンジョンフェイズ。エリア1となる。キミたちは成功したがエキストラは全員精神支配を受ける。冒険者たちが遺跡に入る。血眼になって。


エルムン:コーネリアは大丈夫?


アンネリカ:仕掛けられたのは気づきますよね?


GM:勿論。さて、コーネリアはマーセと一緒にいるね──今は。


アンネリカ:「……! 今のは!」


GM/神官:「おや? 中々にしぶとい」


エルムン:「なんのつもりだー!」


フォシア:「な、なに……どういうこと、です?」


GM/神官:「さあ、こっちにきなさい」神官が遺跡へ。コーネリアがふらりと急ぐように遺跡へ踏み入れてしまう。


マーセイディズ:「……コーネリア!?」


フォシア:「コーネリアさん……!」


GM/コーネリア:「あ、あれ!?」我に返って気付いた。


フォシア:追います!


マーセイディズ:追うーーーちょう追うーーー!!


エルムン:追う!


アンネリカ:神官も遺跡の中に?


GM:うむ。(実は《精神支配》使うタイミングミスってエリア入る前にやっちゃったからコーネリア動かしたとかそんな……)


アンネリカ:「待ちなさーい!」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る