◆Opening03◆戦う理由
GM:場所はフォシアのおうち。病に伏せる妹がキミにはいる。不治の病ではないが、治すのにはお金がかかる。そしてキミは、マード遺跡の噂を耳にした。それによれば遺跡の探索に成功すれば1万Gが手に入るという。それだけの金があれば、キミの妹を聖都の医者にみてもらうことができるだろう。キミは旅路の支度を終え、旅立つ日がやってきた。「お姉さま、すぐ帰ってきてくださいますよね?」と妹。
フォシア:「うん……待っててね、必ず、治してみせるから」
GM/ティタ:キミの手をぎゅっと握る。妹の手は少し冷たい。対しフォシアの手は、暖かかった。「お姉さまの手、あたたかくて、好きですわ」
フォシア:「こうしてぎゅってしていれば……ティタの手もあったかくなるかな」ぎゅー。
GM/ティタ:ぎゅー。ってところで名残惜しいが、旅立ちの時だ。「いってらっしゃいませ、お姉さま……」
フォシア:「……うん。行ってくるね……」
GM:そして場面はかわりコントレーの町。キミは黒パンと水だけの質素な食事を終えて、酒場を後にする。マード遺跡、そこに挑むべく、キミはこの町へやってきたのだ。
フォシア:「ティタ……待っててね……」
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