第一話 地底の王国

OPENING PHASE

◆Opening01◆父の記憶

GM:……これは回想になる。あの日、キミは冒険に旅立つ父親、ガラドアの背を見送った。「じゃあエルムン、留守を頼んだぞ」っとパパン。


エルムン:「いってらっしゃい!お父さん!!」(大きく手を振る)


GM/ガラドア:「ああ、行ってくる。なあに、心配するな。すぐ帰ってくる。お土産は何がほしい?」


エルムン:「かっこいい槍がほしい!」


GM/ガラドア:「おお、そうかそうか、期待しているといい。そうだ、あいつらにもお土産を用意しなくては」


エルムン:「わあい!」(手をふって見送る)


GM/ガラドア:「エリン観光サークルってところに父さんははいっていて。なそこのメンバーにもお土産が必要だろう。では、いってくる」と。

 そして時は現在。あれから3年が過ぎた。父はいくら待っても帰ってこなかった。キミが冒険者を目指したのも、あの背中に追いつくためだったのかもしれない。


エルムン:「(´・ω・`)……」


GM:ってところでシーンは一度きる。エリン観光サークル。ガラドアを筆頭に、作られるはずだったギルド。しかしガラドアが行方知れずになると共に、その話はなくなった。最近になって、そのサークルが結成されたという噂を聞いたが、自分には関係ないことだろう──。


マーセイディズ:!?


GM:マーセもいけるならOPいきます? 何番だっけ。


マーセイディズ:はーい。2番。


GM:では次のシーン!

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