さよならの詩

@matatabi1990

トレーラー&HO

願ったのは刹那の時間。

与えられたのは永劫に等しい牢獄のような時間。

時は移ろい続ける、彼女だけを残して。

さよならを誰よりも見てきた。そして告げられてきた。


刹那の役目を全うし美しく散りゆく花、その中にひとつだけ枯れない花があった。

繰り返し続けるさよならに彼女は何を思うのか。

これは世界に閉じ込められた一人の少女の物語


ダブルクロスThe 3rd Edition「さよならの詩」 ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉


PC1 カヴァー/ワークス 指定なし/UGNエージェント 男性PC推奨 ロイス:幼い頃一緒に遊んだ少女


キミには思い出がある。幼い頃、よくS市の公園で少女と一緒に遊んだのだ。

彼女はどこから来たのだろう、聞いてみたような気がするがもう昔のことなのであまり覚えてはいない。とある日の夕暮れ、S市公園の近くを通ったキミはそんなことを思い出し感傷に浸っていた。すると背後から突然声をかけられる。

「やぁ、久しぶりだね」振り返るとそこに彼女はいた。あの時と全く変わらない姿のまま。


PC2 カヴァー/ワークス 指定なし/UGNチルドレン ロイス: 中山 修一


中山 修一はキミの「調整」を担当したUGNの指導者だ。

怖いところばかりだが、時折優しくキミのことを褒めてくれていた。

今は空室となっている中山 修一の個室の前でそんな幼少期のことを思い出す。訓練漬けの毎日だったが自分が今生きているのはきっと彼のおかげだろう。

彼はUGNを引退した。今は何をしているのだろうか・・・そんなことを考えながらキミは日常を過ごす。


PC3 カヴァー/ワークス 指定なし/UGN支部長 ロイス:リーパー

キミとリーパーは因縁の関係だ。キミがS市支部の支部長になったころから活動しはじめたFHエージェントがリーパーだ。何度も死闘を繰り広げたが彼を捉えるには至っていない。

そんな中、何度目になるだろうか、リーパーがS市で出没しているという話を桐谷優吾から聞く。


PC4 カヴァー/ワークス 指定なし/研究者 ロイス: 辻崎 克次

キミと辻崎 克次はレネゲイドに関する研究者仲間だ。

ともにレネゲイドの秘密を明かそうとやっきになって研究に没頭していた。

時にはデスクに突っ伏したまま二人とも朝を迎えた日もあっただろう。

最近、辻崎 克次はやけに興奮している。「レネゲイドの根源を明かせるかもしれない!」

その言葉を最後に彼はUGNからいなくなってしまった


PC5 カヴァー/ワークス 指定なし/レネゲイドビーイング ロイス:シオン

シオンはこの市に時折出没するという謎の少女だ。近所のおじいちゃんはとてもべっぴんなお嬢ちゃんだと言っていたし、近所のお兄さんは完璧なロリだ・・・と言っていた。

なんでもずっと昔からある噂だそうだ。

都筑京香から連絡が入り、君はシオンという少女について調べることになった。

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