壊れた杯

第8話

　魔人（Ｂ）は魔獣を作れない少女（Ｃ）と魔獣を作りたいと思う気持ちを抱いていた。

　魔獣を作る為に××する魔人が魔獣を作れない相手と××したいと思う理由が分からない魔人（Ｂ）は悩んでいた。

　魔人（Ｂ）の悩みが恋だと気付いた魔女（Ｅ）は魔人（Ｂ）が自分から離れて行く不安を抱いた。

　優れた杯でも敵わない存在に嫉妬した魔女（Ｅ）は魔人に嘘を教えて恋を邪魔した。

　色々あって恋を知った魔人（Ｂ）は魔女（Ｅ）から杯の役割を材料に脅されて、恋より魔獣を優先した。

　恋で苦しむ魔人（Ｂ）は少女（Ｃ）と距離を置いた。

　距離を置かれて杯が不出来だからと考えていた少女（Ｃ）は魔人（Ｆ）から魔力が溜まらない原因を知らされる。壊れた杯から魔力が漏れて溜まらないと……。

　杯を治せると誘われた少女（Ｃ）は、会えぬ苦しみから脱したい気持ちで誘いに乗った。

　杯は治されて魔力が溜まるようになったが魔人（Ｆ）に監禁された少女（Ｃ）は、魔人（Ｂ）は彼女（Ｅ）と仲良くやってる、わざわざ不良品を助けに来ないから俺にしとけ、と説得された。

　諦めたくない少女（Ｃ）は必死な形相で現れた魔人（Ｂ）に奪還された。