異議あり(第七十五回 お題「届く」)
高額な申請料金と、羊を放牧する牧場を庭に改造した新しい家。それらをやっと工面して、XLLサイズのドラゴンの飼育申請を出し、申請審査官の調査も受けた。
しばらく経ってから届いた審査結果は、XSSサイズの飼育許可だった。
魔術師がLサイズ以上のドラゴンの飼育申請を出しても、太いパトロンがついていないと許可が下りないという噂は本当だったというわけだ。
その後届いた、トカゲくらいの大きさのドラゴン。そいつを魔術で庭が埋まるまで大きく育てあげると、俺はその背に乗り、飛ぶように命じた。
行き先は王都、ドラゴン飼育管理組合の本部。まあ、本部に殴り込みをかける前に、王都がドラゴンの呼気で燃え落ちるだろうが。
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