用語集など


・全ての大陸群はこの星の北半球にある(つまり、星がものすごくデカイ)。

・大陸群間の距離はネサイエス~プロト間で100万km程度。およそ一月行程。

・ネサイエスから逆周りでティティスに向かう航路は開発されていない。

・北極はマイナス100℃の酷寒、赤道は逆に海水温80℃以上の酷暑であり、人類が立ち入ることは出来ない。

・四大大陸群以外にも僅かだが陸地が発見されている。

・ベラグール要塞は戦国時代にティティスの緑玉王国が建設した洋上浮遊要塞。超極低速ながら移動が可能。


 各大陸群の特徴

・ネサイエス大陸群・・・温暖湿潤であり、農業産業に向く。全世界の七割と言われる穀物生産量を誇る。全域で人類居住が可能であり、人口は四大大陸群で最も多い。


・ティティス大陸群・・・人類発祥の地と言われており、降臨歴三千年位まで人類唯一の居住地域だった。そのため荒廃と砂漠化が進んでいる。工業が発達しており、全世界の工業生産を一手に賄っている。


・プロト大陸群・・・極北に近く、過酷な環境。人口は非常に少ない。鉱山資源が豊富でありそれが産業の中心。


・イアナーサ大陸群・・・四大大陸群中、面積は最小。平地が多いが雨が少なく地質も貧弱で農業には向かない。資源も皆無。ティティスとネサイエスの中間にある地政学的特徴を生かして、中間貿易拠点として発達。


・降臨歴・・・この世界での暦年表記。


・ビートルシステム・・・降臨歴2000年代にビートル・パナム博士によって開発された「重力制御及び発電装置」。重力制御によって巨大な船を宙に浮かべ、数百ノットの速度で航行させる事が可能になった他、強力な発電力によってこの世界で電力利用が発達するきっかけとなった。一度動き出せば半ば無限に動き続ける半永久機関である。大型のものから小型バイクに搭載できるくらいの小さなものまである。


・黄金帝国・・・降臨歴3411年に成立した、世界初の天下統一国家。初代皇帝はクレタ・ササリージュ。降臨歴4240年ごろに、皇帝後継問題で分裂するまで世界を統一し続けた。


・四大宝玉王国・・・4240年頃から始まった帝国分裂(いわゆる大崩壊)によって各大陸群に成立した、黄金帝国の後継国をそう呼ぶ。黄金帝国最後の皇帝アストラの四人の子供たちが密約によって各大陸群を分割したのだと言われている。その際、皇帝の王冠を砕いて飾られた宝玉を各々持って誓いの証としたのが各国の名の由来。ティティスには緑玉王国、ネサイエスには紫玉王国、プロトには青玉王国、イアナーサには紅玉王国が成立したが、大崩壊の混乱で各国とも大陸群全体を統一することができなかった。


・ 聖戦帝国・・・降臨歴4763年に天下統一を成し遂げた、歴史上二番目の天下統一国家。初代皇帝はガイアラリオス。前身は4752年に成立した傭兵集団「聖戦軍」で、4755年に当時緑玉王国が保有していたベラグール要塞を単艦で攻め落とすと言う壮挙によって一躍天下にその名を轟かす。4756年に紫玉王国に攻め込み、同年首都クレタを攻略。この時初めて「聖戦帝国」を名乗る。天下統一戦役の後、最後の緑玉王国を降伏させ、天下を統一した。




























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