異世界╋卵╋現実世界 ──世界比較考察記──

第０話 ちょこちょこっと説明

　『世界』はその視点を何処に置くかで主点が変わる。

　例えば、あなたが今居る世界は他の世界から見れば『異世界』……あなたからすれば他が『異世界』となる。

　昔、ある者が言った──『想像の数だけ世界はあるのだ』と。

　ともなれば、今は想像乱立し数多の世界が入り乱れていることになる。

　そこで、ある世界を基軸とし『異世界の代表的な題材』を語る場所があった。

　『世界』と『世界』を繋ぐ『狭間の世界』に存在する世界卵──。

　などと物語風に前振りをしてはいるが、要は異世界モノ……主にラノベ世界などに突っ込みを入れる感じのお話し。

　但し、代理を立てての考察に近い。

　尚、この作品は他の異世界モノを否定するものではない。異世界モノは矛盾が当たり前。それは作者にも付き纏う事実である──。