第8話 ドラマ「コンテストの締め切り日」
「やっと間に合った~、Web小説コンテストの締め切り日に応募規定文字数十万字に対して十万一字で完結だ」
「兄貴、時間ギリギリでしたよ、残り三分でやっと十万字越えましたね」
「昨日まで九千文字弱、今日一日で一万字以上書くのは大変だったよ、本当にやばかった」
「この小説面白いから、絶対一次通過しますよ。更新した最終話を読んでみますね」
「俺も推敲するよ」
「あれ、ここの文書おかしくないですか?」
「何処だよ」
「『元旦の朝に僕たちは晴れやかな気持ちで』って変ですよ」
「何処が変なんだよ!」
「元旦って元日の朝の事ですよ」
「え、そうだったの?」
「今、『の朝』を消しておきました」
「馬鹿野郎、九万九千九百九十九文字だ~」
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