第7話 ドラマ「高級レストラン」
「いらっしゃいませ」
「予約した、安杉です」
「お待ちしておりました、こちらへどうぞ」
「ねえ、こんな高そうなお店で食事するなんて大丈夫?」
「ああ、大丈夫だよ。割引クーポン二人で九千円」
「本当?」
「君の誕生日だ、奮発するよ」
「こちらのお席へどうぞ。ご注文は、いかがいたしましょう?」
「クーポンのディナーコースで」
「お飲み物も付きますが?」
「赤ワインを2つ、それからチェーサーも」
「畏まりました」
「チェーサーって何よ」
「お酒を飲む時に一緒に飲む水の事だよ」
「あら、ずいぶんカッコいいわね」
◇
「ああ、美味しかった。ボーイさんお会計を」
「えええ! 六万九千円?」
「はい、このお水はハワイの『コ〇ニガリ』六万円です」
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