応援コメント

第73話『優しき祈りは、血に染まり――』」への応援コメント

  • 拝読しました!

    ジーニアスさんにとってローズ探索は「ビジターの未来のため」のはずが……やはり人として(異性として、かどうかはさておき)の愛情、大切な存在として彼女を想っていた模様。本人にも気づけない本当の気持ち、ありますよね。心を機械化していたジーニアスさんであればなおさら。それを見抜いて指摘してのけたジャスミンがやはり、聖女の風格だったのですが。

    駄菓子屋さん(本土上陸戦経験者!)の「甘いもので心を救いたい」という侠気の前に、童心豊かなジャスミンが陥落する姿もほほえましかったです。ただでさえ仰天してしまう、浮く水あめ菓子、それに菓子100年戦争時のフランスってまだまだ、イタリアやイスラム世界なんかに比べると田舎ですもんね。

    そしてジーニアスさんとクラウン、ふたりの始まりに関わる話だった今話。裏切られてからでは遅いぞ、という言葉を否定してほしい、まさにその瞬間の惨劇。ポポルは本物なのか、本物だとしたらなぜ……と非常に気になるところで、第1章の幕でした。偽物ではなさそうですし、もしかしたら本物のポポルが恨みの念を増幅されて操られていたりするのかなと。

    ようやく第1章の最後まで読み進めさせていただきました、続きもじっくり、読ませていただきたく思います。それでは!

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!

    >駄菓子屋さん(本土上陸戦経験者!)の「甘いもので心を救いたい」という侠気の前に、童心豊かなジャスミンが陥落する姿もほほえましかったです。


     お汁粉ですら貴重品だった大東亜戦争 後期、それも沖縄戦の経験者。どれだけ甘味処が恋しかったか、想像に難くありません。だからこそ、彼は平時、有事を問わず、菓子を売るのを信条としているのでしょう。

     あとジャスミンが陥落するのは、意外性といいますか、少女的な一面を出したかったのと、パッとその光景が閃いたため、即興でそのシーンを書き上げました。


    >そしてジーニアスさんとクラウン、ふたりの始まりに関わる話だった今話。裏切られてからでは遅いぞ、という言葉を否定してほしい、まさにその瞬間の惨劇。ポポルは本物なのか、本物だとしたらなぜ……



    ポポルが本物か、それとも偽物なのか。今は話せないのですが、その真実は、今後のストーリーで明らかになります! (๑•̀ㅂ•́)و✧




    >ようやく第1章の最後まで読み進めさせていただきました、続きもじっくり、読ませていただきたく思います。それでは!


     ここまで読んで頂き、本当にありがとうございます!m(_ _)m

     第二章SFパートは、短く、少し難解なのですが、別世界でジーニアスを巡る 静かな戦いがあると感じて頂ければ、幸いです。

     重ね重ね、感想ありがとうございました!

    編集済