第51話 米粉の真実

 こんばんは。

 首の固まっている七海です。


 この頃、なんだか胃が重いな、と思っていて、よくよく考えてみると、小麦粉の入ったものを食べると重たくなることが判明。

 しかし、大好きなうどんはそうではない。

 はて、じゃあ、何だ?と考えると、小麦粉とバターなどの乳製品が合体すると重たくなる。

 そう、魅惑のマフィンや華麗なるショートケーキ。


 四十代、確かに何でも食べられる体じゃない。

 小麦粉が重たくなる、これは歳のせいかも、と考えて、胃に負担のないおやつにしようと思い立ちました。

 おやつ、絶対やめられへん。


 さて、うちの家族に小麦アレルギーがいた頃(もう反応出ずに食べられるようになりました)、米粉を使ったおやつを作っていたことを思い出し、米粉のおやつ~とウキウキ作って気が付きました。


 そういや、ネットで小麦粉を使ったみたいにきめの細かいケーキを見たぞ。

 いつも作るのは、もちっとしていて膨らまない。

 それはそれで大好きなのですが、どうせなら小麦粉のケーキに引けを取らないものを作りたい。


 ネット検索すると、普通の米粉じゃなくて、製菓用の米粉があるとな。

 早速グローバルキッチンへ行ってきました。

 粉なっごなに粉砕された米粉。

 どうせなら、と本も買って、さっそく抹茶のマーブルケーキを作りました。


 あれ?

 出来上がったケーキを360度回して穴が空くほど見て、カットしてみました。

 もちもちの、いつもの米粉のケーキだ。


 いやいや、文句を言うつもりはないのです。美味しかったですよ。ちゃんと。

 でも、小麦粉よりきめ細かいんじゃなかったっけな。

 やっぱり腕が悪いのか?

 一体どれが本当の米粉のケーキなんや。

 何が正解なんや?

 知りたい……。


 というわけで、しばらく米粉の真実に近づく為に、米粉のケーキ作りに没頭しそうです。

 

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