第42話 薪能

 ふふ、ふふふ、ふふふ。

 こんばんは。今、私、ご覧の様にご機嫌です。


 長年観に行きたいと思っていた平安神宮の薪能(たきぎのう)のチケットを取りました。

 ふふふ。

 勝手に笑みが漏れます。

 いつも忙しい時期なので、全然観に行けないのですが、今年はなんと、そこだけぽっかり空いてまして、これは長年の夢を実現させるべきだと、チケット取りましたよ。ふふ、ふふふ。

 引きこもり体質はこんな時には発動しません。

 いえ、ちょっと躊躇したんですけど、本当は。


 これ、でも自由席なんですねえ。

 早めに行って良い席取るしかないってこと?行ったことないので分からないのですが、そういうことですよね。


 能には前から興味があったのですが、京都にいて見に行ったこともなく、どんなものなのか知らないのですけど、あの幽玄の世界に足を踏み入れたいと常々思っていました。

 お昼間に解説をしてくれる講座があるらしいので、それにも行きたいなあ、と思うのですが、どうやろうか。

 一人で行くので、未知の世界に飛び込む(?)のに、なんだか勇気がいる。

 ルールとか、あるんやろうか。けっこう不安。

 とは言え、すごく楽しみです。

 ふふ、ふふふふ。

 笑いが止まらない……。

 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る