第36話 気のせい?

 こんばんは。

 今日は不思議なことがありました。

 職場の話ですが、誰もいないところから話声が聞こえるのです。


 はて、と廊下をウロウロしてみても、さっき聞こえた話し声は聞こえない。

 あれれ、と部屋に戻って作業をすると、また話し声が聞こえる。けど、誰も回りにはいないはず。

 はてはて、と疑問に思い、廊下にまた出てもやっぱり誰もいないし、声も聞こえない。ぞぞぞっと背筋が寒くなりかけましたが、よく考えたら、ここはビルが密集して立っていた所なので、どこかのビルから声が反射して糸電話のように(?)届いたのかも、と思い直しました。


 そういえば、仕事している時も、たまに誰もいないはずなのに、誰か通ったな、とか思う瞬間があったりして。

 あんまり深く考えない質ですが、このビルには何か住んでいるのかもしれません。悪さもしないし、ただ通っていくだけなので、その場にいても怖くはないのですが、今こうして書いていると、なんか怖いな。

 まあ、気のせい、と言っても過言ではない範囲なので、怖がる必要もないことなのでしょうけど。


 気のせい、って思うことは結構色々ありますよね。

 なんだか呼ばれた気がした、とか、何もないのに胸がそわそわする時とか。

 あれは何なのでしょうねえ。

 急にぎゅっと胸が締め付けられる感覚。何も起こっていないのに、切なくてどうしようもない感覚。

 ある意味病気?


 いやいや、それを言うと元も子もないので、違う解釈をしたいところですが、私は誰かのメッセージを受け取ったと思っています。まあ、気のせいってことにする時もあるけど、誰かが自分では受け止められない悲しみや切なさを分かって欲しくて伝えてきているのかな、と。

 そういう時は気持ちを受け止めて、悲しんだり切なくなったり、落ち着くまで抱えておきます。

 ま、気のせいの範囲なので、すぐに落ち着きますが。

 元々緊張しいなので、ドキドキはよくしますが、それはそういうのとは全然違う種類のものです。

 

 気のせいにしたいこと(失敗とか)も一杯ありますけど、事実と妄想はちょっと違うとこにあるので、現実に少し向き合ってがんばっていきたいと思う今日この頃でした。




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る