英雄の息子は自由に生きたい
らぶぃくん!
1 2度目の転生
『貴方はまた死にました』
………どうやらまた死んでしまったらしい
あ、またというのは昔日本で1度死んでいるからだ
昔は女神様に『貴方は死にました』と言われ全く理解出来なかったが今回は凄まじいスピードで思考が追い付いた
ちなみにだが転生っていうのは誰にでも与えられる一種の権利だ
別に人間出なくてもいい、植物や空気だって原子にだって与えられる平等な権限だ
さてと…
今回も来世について話しますか
ちなみにだが魂だけなのでここ『門』の前では喋ることが出来ない
しかし女神様は思考を読み取ってくれるため考えるだけでいい
『では貴方は前死んだときに得た転生ポイント、6700ポイントの内900ポイントを残しております』
転生ポイントとは来世を決めるとき、前世の行いをポイントにしてそれを利用して世界や地位、強さなどなんでも手に入れることができる
一般の人だと大体2500ポイントだ
俺が前々世の記憶があるのも前の6700中の3000を利用して買った物だ
『そして貴方は今回、記憶があるためなのか一切悪いことをしなかったですね、どちらかと言うと裏切られてました、それに積極的に良い行動していました、なので貴方は今回、38600ポイントです、そして前の900ポイントを加え39500ポイントです』
思ったよりもいったな、やはりどんなに小さい過ちもしてこなかったのが良かったんだな、人間は普通小さいミスを何千という数繰り返す生き物だ、だがそれに気づけばミスすることはない(1回もミスしてないとは言ってない)
『さてと、どうします?貴方は前も経験してるので慣れているでしょう?』
ふ、そうだな、ポイントが多いんだ折角だし今回は異世界転生にするかな
家柄はそうだな強くなりたいんだ、強い奴の息子で頼む、種族は人間でポイントの無駄遣いは良くないし平民だな、それから前と同じく記憶持ちな
これであとなんポイント残る?
『はい、残りのポイント数は34500ポイントになります』
ポイントとしては階級に応じて高くなる
才能は1つ500ポイント、アイテムは1つ1000ポイント、スキルは1つ800ポイントとなる、だがレベルが高過ぎるスキルやアイテムはポイントが高くなる
では剣の才能と魔法の才能、それからもの作りの才能、あと芸術の才能だな
アイテムは軽いポーションや素材を入れておいてくれ
スキルはストレージ、あとはポイントの全部使って取った方がいいものを入れといてくれ
『はい!分かりました、全部使って適当に取っておきますね』
あぁ、頼んだ
すると俺の魂の周辺が光だした
そろそろ時間みたいだな
あとは頼んだぜ
『はい、では貴方の今世に女神の祝福を』
そう女神は言って俺は『門』からいなくなった
『…今回はいい人生を送ってください』
この言葉は誰も聞くことはなかった
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