第5話 GAMESTART
はぁ、今日からGAMESTARTか〜、、、
うちも2人のどっちかに勝つために気合い入れなきゃ。お母さんから貰ったお気に入りのピンクのバラが付いたヘアピンをつける。
それにしても憂鬱というか どんなことされんだろ。
なんて考えてると後ろから朝から聞きたくない声が聞こえてくる
「綾乃ちゃんおはよ」
たしか、この人は…
『、、、神尾先輩?おはようございます』
「覚えてくれたんだぁ!嬉しいなぁ笑 てかさ…」
と言いかけながら 私の顔に手が伸びてきた先輩の手が伸びてきた
『、ちょ!?』
「いや、変なことはしないから、、、うん!メガネ取った方が可愛いよ(ニコッ」
やっぱ、神尾先輩って優しそう笑う人だな~
私も一応女子だし、お世辞でも少しはドキッとしてしまう。
『そ、そうですか。』
そう言って私はメガネを受け取りまたかけた
「なんでさぁ~かけるかな笑 勿体ない」
いやなんでと言われてもなw
『学校にコンタクトとか持ってきてなくてメガネないと見えないんですよ~』
「そっか、怪我しちゃ危ないし 仕方ないね!明日は期待してるよ笑」
『はぁ、、そうですか笑』
「まったく綾乃ちゃんは釣れないよね笑」
いや、こっちもなにげ釣られないように必死だわ
「綾乃ちゃんおはよ!真司も朝から頑張ってんな~笑」
『寺島先輩おはようございます』
とうとう2人が揃ってしまった。
「あっ、綾乃ちゃんそのヘアピン昨日までしてなかったよな?...似合うじゃん」
寺島先輩が、意外と細かいとこに気づいてくれたことに驚く。だって神尾先輩の方が気づきそうじゃない?笑
『ありがとうございます笑 実は気に入りすぎて付けるのが勿体ないなってずっと思ってて』
「でも、ピンクのバラとっても似合うなって僕も思うよ!言っとくけど僕もそれ付けてきたの気づいてたからね?」
あれ?神尾先輩 寺島先輩に対抗心?w
なんかちょっと可愛いかもw
「早いなぁ、話しながら来たらもう学校まで着いちゃったよ」
気づけば、すでに学校へ着いていた。
「隆斗の言うとうり、綾乃ちゃんと話してたら時間なんてすぐ経っちゃうなぁ。」
この先輩達って自然とこんなセリフがホイホイ出てくるの?話してるとこっちが恥ずかしいわw
よし今回は逃げよう
『あはは~笑 じゃ、じゃあ、私はこれで』
「ちょ、俺ら4階だし3階まで一緒行こ?」
寺島先輩らしき声を無視して階段をダッシュした。
GAME お好み焼き屋のりゅうくん @ryu_dance
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