第2話
「愛されたい」なんて。
じゃぁ、貴方が求める愛ってなんですか。
言えるんですか。
貴方が言った愛は誰にでも、な共通な形をしてるんですか。
それと同じでしょう。
愛されてるかもしれない。
愛なんて曖昧なもの、わかりっこない。
気付かないだけで、愛されてるかもしれない。
それも、貴方が気付きにくいところで。
食べ物も服も何もかも、愛と言えば愛情の表れなんだと言える。
そのつもりなら、愛なんてなんにでもなる。
どれを愛と見なすかなんてわかりっこない。
愛してる方はそのつもりだし、愛されてる方はどのつもりかも。
無闇矢鱈と愛されたいなんて言うけど、何処で貴方は満足しますか。
貴方の愛は通用しますか。
素通りしませんか。
そんなもん。
愛なんて見えないもの、見えるもの、見えないけどわかるもの、見えないし気付けないもの、いっぱいある。
探して下さい。
愛しているつもりでも、伝わってないかもしれない。
言ってください。
それじゃぁ、満足しませんか。
愛ってなんですか。
そんなに欲張ってどうしたんですか。
本当に愛が欲しいんですか。
実は愛をネタにして、別の欲求ではありませんか。
色々あるです。
なんでもないよ。
気にするな。
愛なんてそんなもん。
不確かで正解なんてない。
何を不正解にされるかもわからない。
気にするな。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます