第42話 小説を書いていることが特に秘密じゃない

 みなさんはどうでしょうか。わたしは割と簡単に話してしまいます。話したところで作品を読まれるわけではありませんから。ええ。むしろ、それで読まれるなら、苦労はないって話ですよね。


 まあ、実際には何人かに読んでもらってるんですがね……その場合、筆名は出さずデータだけ渡しています。いいえ。いました、という方が正しいか。というのもこの前、話の流れで筆名バレしてしまったので。ここのマイページまでがっつり見られました。Twitterとも紐つけてるのでその気になれば覗き見放題です。


 それでもあんまり後悔してないのが自分でも不思議だったりします。もうちょっとこう……恥じらいとかあると思ったんですけど。まあ、そもそもネットで不特定多数の読者に向けて晒している時点で恥も何もあったものじゃないのかもしれませんが。


 自分で言うのもなんですが実生活ではかなり寡黙な方なので、こうして長々と言葉を綴っていること自体、驚異に思われてるかもしれません。振り返ってみれば、中学生の頃、よく「作文だと人格が変わる」と言われたものです。自分にとっては矛盾なく共存してるつもりの人格でも、他人から見たらそうは見えないものなのでしょう。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る