第7話 2014年のわたしが爆発的に書けたわけ
突然ですが、みなさんは5年前なにをしていたでしょうか。わたしはというと、小説を書きまくってました。書いて、書いて、書きまくっていました。ネットに発表したものもありますし、お蔵入りになったものもあります。2013年に創作をはじめてから今年に至るまでの6年間で、最も多産な時期だったと言っていいでしょう。
分析するに、これには理由が大きく分けて二つあります。まず一つに「いい意味で志が低かったから」だと思います。出来は気にせず、とりあえず書いてみるということが多かった。逆に言えば、翌年以降は出来ばかり気になって容易に発表できなくなったということです。
そして二つ目の理由。これは「書きたいストーリーをたくさん持っていたから」だと思います。と言っても単に構想がたくさんあったということではありません。構想の数で言うならそんなに書けてない翌年以降もほとんど変わらないと思います。
この場合のストーリーと言うのはだから、キャラクターと言い換えてもいいかもしれません。この時期のわたしには描きたいキャラクターがたくさんあった。それはたとえば、当時はまっていた少年事件のルポから材を取ったものだったり、構想中の長編小説のキャラクターだったりしました。つまり、最初にキャラクターがあってそこから構想が生まれていた。もちろん全部が全部そうだったわけではないですが、そういう作例が少なからずあったということです。
と、5年も昔のことを振り返ってみたのは、ここに復活のヒントがあるのではないかと思ったからです。もちろん、これらの理由をいま踏襲できるかって言ったら難しいんですけど……うーん、どうにかあの頃のモチベーションを取り戻せないものか。
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