甲冑勇者解説
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殺人実験用電子外骨格「
上半身を固めている大型プロテクターと額に伸びる角が特徴であり、真紅の両手剣「グランヘンダー」を主武装とする。
大技は、右脚に赤い電光を纏い飛び蹴りを放つ「イグニッションドライブ」。
なお、この個体を含む全ての「甲冑勇者」は、海兵隊時代のギルフォードがVR訓練の一環として行っていた、「殺害対象の顔が見える場合と見えない場合の、PTSD発症率の変動」の研究で使われていたプログラムを源流としている。
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殺人実験用電子外骨格「甲冑勇者」第6号。正式名称「
バランスの取れた個体であり、最も安定した性能を持っている。紫紺の直剣「ベリアンセイバー」が主武装。
大技は、青白く輝く鎌鼬を放つ「イグニッションスラッシュ」。
これら「甲冑勇者」は全て、VR訓練の研究における「殺害対象の顔を隠す」プログラムを、ファンタジーゲームのアイテムとしてアレンジしたものである。
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殺人実験用電子外骨格「甲冑勇者」第4号。正式名称「
特徴はグレートヘルムの鉄仮面。最も鈍重である一方で、ディアボロトに次ぐ装甲を持っており、リアリティ・ペインシステムが作動している空間でも、ある程度の痛覚は抑えることができる。主武装は、両肩に装備する2門の砲台「グシオンダブルバスター」。
大技は、砲口から四色のレーザーを照射する「イグニッションファイア」。
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殺人実験用電子外骨格「甲冑勇者」第5号。正式名称「
特徴はバシネットの鉄仮面。最も装甲が薄い代わりに、高い機動力を有しておりアクロバットな挙動が可能。主武装は、ゲームのコントローラを模した大型拳銃「デモンブラスター」。
大技は、銃口から白い閃光を放ち対象を撃ち抜く「イグニッションシュート」。
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殺人実験用電子外骨格「甲冑勇者」第1号。正式名称「
主武装こそ持たないが、「最上位のスーパーアーマー」や「攻撃対象の痛覚5倍」、「自身に対する痛覚無効」といった強力な固有スキルを有しており、他の「甲冑勇者」を圧倒する性能を持っている。
大技は、巨大な火球を拳から放つ「イグニッションブレイク」。
なお、この個体を含む全ての「甲冑勇者」は、旧世代のゲーム機をモチーフとしており、各個体名には悪魔に由来したネーミングが使われている。それは「この鎧を使う者は所詮、悪魔の研究から生まれたゲームの玩具でしかない」という、ギルフォードによる自虐と皮肉の現れである。
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