<4>

 事態が急変したのは、その日の夜のことだ。

 宿泊樹で味も見た目もまったく変化のない野草サラダを、しぶしぶ胃袋に詰め込んでいたところに、血相を変えたシフルーシュが飛び込んできた。


「ミラー兄様!」


 いまにも泣き出しそうな上ずった声で呼びかけ、いぶかしげに目を細めたミラーリングの腕を乱暴につかむ。


「そんなに慌てて、どうしたんだ」

「ジュ、ジュレイオ様が、呪いの発作を起こして苦しんでる。どうすればいいの?!」


 つねにクールなミラーリングが、まるで怯えた子供のように表情を崩し、慌てふためき走り出した。途中テーブルの端に腰をぶつけ、大きくよろめいて壁に激突するが、なりふりかまわず突き進む。

 普段の印象との差異に、一瞬呆気にとられたミスミ達だが、ハッと我に返り急いで後を追った。


 女王の住まいにたどり着くと、先に到着したミラーリングが倒れた彼女を胸に抱いて座り込んでいた。不安そうな思いつめた表情で、苦悶の喘ぎ声をもらすジュレイオを見つめている。

 ミスミはかたわらにヒザをついて屈み込み、容態を確認した。


「ジュレさん、大丈夫ですか? こちらの声が聞こえてますか?」


 痙攣してガクガクと震える手を取ると、呼びかけに応じて弱々しく握り返してきた。意識障害を起こしていたが、かろうじて声は届いているようだ。


「ミスミ、どうすればいい?」

「いまは症状が治まるのを待つしかない。どこか横になれる場所を確保しよう」


 マイトとシフルーシュが慌ただしく赤い花の束をどかし、毛織物を敷いて寝床を用意する。ミラーリングは壊れ物を扱うように、そっと慎重な手つきで小さな体を寝かせた。


「これだけでいいのか? 他に何かできることはないか?」

「落ち着け、ミラー。あとはジュレさんの回復力を信じるしかないんだ」


 不安になる気持ちはよくわかる。だが、呪いの正体をつかめていない以上、よけいな治療は逆効果となって命取りになる可能性もあるのだ。

 ミスミは“呪い”を見極めようと、手を握ったまま観察をつづける。


 ゼエゼエと荒い呼吸と共に、ジュレイオの胸が激しく上下していた。全身に吹きだした冷たい汗によって、衣服がぴったりと肌に張りつき、薄い体のラインが浮き上がる。


 ハンカチで汗を拭ってやると、皮膚にいくつかの膨らみがまだらに存在していることを指先に感じた。うっすらと赤らんだ肌の色に混じりわかりづらいが、よく見ると蕁麻疹じんましんがいたるところに出ている。かゆみをともなうようで、ジュレイオは時おり身をよじっていた。


「ジュレさん、聞こえますか?」


 頃合いを見てもう一度声をかけると、再び手を握り返してきた。先ほどよりも握る力は強まっていたが、まだ返事は難しいようだ。わずかに開いた唇からは、くぐもった吐息だけがこぼれる。


「ウブッ!」と、こもった音を喉から絞り出して、ジュレイオは跳ねるように上体を振った。どうやら咳の動作に体がついていかず、暴発してしまったらしい。

 透明な鼻水が垂れ、半ば無意識に吸い込むと、今度はしっかりと咳き込みはじめる。それは次第に激しくなっていき、最後にはまるで内臓を吐き出そうとするような嘔吐の気配を漂わせた。


「ジュレさん、吐き気があるんですね?!」ちらりとミラーリングに目をやる。「吐しゃ物が喉に詰まって窒息すると危ない。体を横にしよう」


 二人がかりで寝姿勢を横向きにかたむけると、ジュレイオは小刻みに体を揺らして胃の内容物を逆流させた。色を失った口から、どろりとした吐しゃ物がこぼれ、胃液の酸っぱい臭いが部屋に充満する。

 支え役をミラーリングに任せて、ミスミは指を差し入れ残りをかき出す。吐しゃ物はシフルーシュが、ためらいなく手で集めて片づけてくれた。


 医療現場になれていないマイトは若干引いていたが、エルフ達は女王を助けたい一心で懸命に世話をする。そのかいあって、ジュレイオの容態はゆっくりとだが落ち着こうとしていた。笛のように細まった喉がヒューヒューと音を鳴らしていたが、苦悶に歪んでいた顔に柔らかさが戻ってくる。


「ひとまず峠は越えたようだ。もう大丈夫だろう」

「よかった……」


 ミラーリングは脱力して、安堵の息をつく。シフルーシュは放心した顔に、涙粒を浮かべていた。

 小さな手が、ミスミの指を軽く握った。視線を落とすと、ジュレイオの目に光が戻っている。まだ会話できるほど復調したわけではないが、どうやら意識は回復したようだ。張りつめていたミスミの表情も、ようやく緊張が解かれた。


「あとは俺が見ている。みんなは休んでくれ」

「何を言う!」ミラーリングは青筋を立てて、ミスミをにらみつけた。「私も付き添う。女王の一大事に、休んでいられるか!!」


「そいつは困るな。発作はおさまったとはいえ、まだ予断を許さない状況なんだ。小さな異変も見落としたくない、交代して休んでいかないと疲労で危険な兆候に気づかないこともありうる」

「しかし――」

「医者の言葉を聞けないようなら、俺は下りるぞ。協力してもらわないと、一人では対処のしようがない。ミラーは女王様を治してほしくて、俺を呼んだんだろ」


 ミラーリングは口ごもり、視線を外す。不満があることは顔に書いてあったが、反対のしようがない、しぶしぶながら従いマイトとシフルーシュを連れて出ていった。

 部屋に二人きりとなったところで、再び指を握られる。


「……ありがとう」かろうじて聞き取れる小さなかすれ声を、ジュレイオは苦労して吐き出した。「里長の威光を守ってくれたのね。こんな弱った姿、里の者には見せられない」

「それだけじゃないですよ。ジュレさんに聞きたいことあります。外野がいると話しずらいと思って、ちょっと強引でしたが人払いしました」


「聞きたいこと?」と、ジュレイオは目で問いかける。

 彼女が問題なく話せるようになるまで、ミスミは根気よく待った。乱れた呼吸がかぎりなく正常時に近づいたところで、改めて声をかける。


「ジュレさん、“呪い”についてくわしく教えてください。最初に話を聞いたときから、ずっと疑問に思っていたことがあるんです。なぜ、あなたは発作の原因が呪いだと確信しているのか。その理由を知りたい」

「理由と言われても……」

「必ずあるはずだ。呪いというからには、誰かに恨まれている自覚があるのではないですか。そうでないと発作を呪いによるものと断定することはない」


 ジュレイオの目が動揺に揺れる。発作とは別の精神的な問題によって、美しい顔立ちに陰が差した。

 彼女の心のなかで葛藤が繰り広げられているのは、すぐに察することができた。しばらくして結論に達したらしく、フッと短く息をつくと、物悲しさを帯びた顔に微笑みを重ねた。


「少し昔話にお付き合いください。あれは三百年以上前のこと、わたくしがまだ里という小さな世界しか知らなかった子供の頃の話――」


 ジュレイオは粛々と過去の思い出を語りはじめた。それは、エルフの里の悲しい歴史を回顧することでもあった。


「当時のわたくしは、もちろん里長などではなく、毎日をのんきにすごす凡庸な子供にすぎなかった。わたくしには幼友達がいて、彼の――ユーイックの、後ろをつねについて回り、何をするにもいっしょだったことをよくおぼえているわ。将来の自分を考えたことはなかったけれど、漠然とこのまま二人で生きていくのだと信じて疑わなかった。自惚れかもしれませんが、ユーも同じ気持ちだったと思っているの。だけど、わたくし達の意思とは無関係に、別離は突然訪れた……」


 声色にかすかな揺らぎが混じり出す。遠くを見つめる翡翠色の瞳に、うっすら光るものがあった。

 ミスミは身じろぎ一つせずに、黙って話に耳をかたむける。


「その頃、エルフの里ではちょっとした問題が起きていた。言ってみれば里の主導権を巡る派閥争いですね。エルフの伝統を守ろうとする里長が率いる保守派と、広い世界に飛び出して人間と交流を持とうという改革派が毎夜激しい議論を交わしていた。このときはまだ、たとえ意見は違ったとしても、同族同士ということもあってギリギリのところで歯止めは利いていた。でも、改革派がゲストで呼び寄せた人間を、思いあまった保守派の一人が傷つけたことが引き金となって、本格的な闘争に発展してしまう。昨日まで共に生きてきた隣人と、武器を向け合う状況になっていた」


 ジュレイオはちらりとミスミの反応を見てから、一呼吸置いて話をつづける。


「わたくしの両親は里長の親類ということもあって、保守派の中核を担っていた。子供ながらに精霊魔法を里の誰よりも自在に操れたはわたくしは、ワケがわからぬまま保守派の一員に数えられていたの。そして、改革派のリーダーだったのはユーの父親だった。ユーも父親に命じられて、改革派の戦士にならざるをえなかった。お互い抗うことのできない状況に追い込まれて、敵対するしかなった。その後のことは、言わなくてもわかるわね――」


 保守派であったジュレイオが、里長である時点で結果は明白だ。同時に、里のエルフが人間を忌避する事情も理解できた。同族の争いの原因になった人間を、嫌い敬遠するのはしかたないことだ。

 そう思うと、忌憚なく人間のミスミと接してくれるジュレイオに感嘆する。彼女の器量の大きさを、いまさらながら実感した。


「戦いが終わって、わたくしは次代の里長に選ばれた。まだ子供だったけど、功労者として無理やりに担ぎ上げられてしまったの。まったく勝手な話よね」


 自嘲の笑いが、色艶の戻ってきた美しい顔に宿る。

 女王としての威厳を保ちながらも、どこかしら口調や仕草に幼さを感じるジュレイオの精神性に合点がいった。多感な少女時代を里長としてすごしたことが、彼女の心の成長に少なからず影響を与えたのだろう。


「発作が起きるようなったのは、里長になってから。どうしてか、いつも発作が起きるときは、ユーのことを思い出した。だから、これは“呪い”なんだ。わたくしが受け入れなければならい、自業自得の罰」


 ジュレイオの達観したような物言いに、胸が苦しくなった。

 話を聞いたかぎりでは、彼女が受けなくてはならない罰など存在しない。悲劇的な動乱を引き起こしたのは、ジュレイオではないのだから。それに――


「俺はユーイックを知らない。彼がどんな気持ちだったのか、わかりようがない。でも、これだけは言えます。ユーイックは呪いなんてかけていない!」

「呪いじゃない? それでは何が原因だと言うの?」


 鼻のつけ根にしわを寄せて、ミスミは強い口調で言い切る。


「発作の症状を確認して、はっきりとわかりました。ジュレさんが患っているのは、アレルギー疾患です」


※※※


 ミスミが宿泊樹に戻ってきたのは、朝になってからだった。目の下に青黒いクマを作り、疲れ切った表情で倒れ込むように腰を下ろす。

 シフルーシュが淹れた花蜜茶を一口すすり、ミスミは億劫そうに顔を上げた。不安げに報告を待つ面々を、ゆっくりと見回していく。


「そんなに心配しなくても大丈夫だ。ジュレさんの容態は安定している」


 安堵の息をついて、ミラーリングは緊張を解いた。シフルーシュもほっと胸を撫でおろし、腹の底で淀んでいた不安を吐息として吐き出す。

 ミスミはボサボサ頭をかきながら、ほんの少し表情をやわらげる。


「とりあえず、次はミラーが看病に当たってくれ。それと、マイトには頼みたいことがある」懐から一枚の紙きれを取り出し、首を傾げたマイトに手渡した。「そこに書かれているモノを、探して持ってきてくれないか。全部この周辺で揃うはずだ」


 シフルーシュが覗き込むと、確かにそれらはエルフの里周辺で揃うモノばかりであった。多少入手に手こずりそうな品もありはしたが、半日とかからず問題なく見つかるはずだ。


 疑問なのは、なぜこんなものが、いま必要かということ。しかし、マイトは一切事情を気にかけることなく、あっさりと了承する。「わかった、行ってくる」


 早くも席を立ったマイトは、書かれた品目を確認しながら宿泊樹を出ていった。


「シフル、お前も手伝ってやれ」と、どうすべきか迷っていたところに、ミラーリングが背中を押してくれる。

「うん、そうする」


 シフルーシュは急いで後を追っていく。マイトは宿泊樹を出たところで、紙切れに顔を寄せて何やら悩んでいる様子だった。

 即座に引き受けたわりには、どういうわけか足取りが鈍い。


「どうした、行かないの?」

「えっ、いや……」マイトはくっきりとした太い眉をハの字に下げて、照れくさそうに苦笑を浮かべる。「ちょっとよくわからないやつがあったから、戻って聞こうかと思ってたとこ」

「どれ、見せてみな」


 紙切れに書かれていたのは――食用の野草数種、オイルとなる種子、塩の木の皮、山桃、木登りトカゲ、里でえられる飲料水各種。

 マイトが指差したのは、塩の木の皮だ。「あっ、これもどこにあるのかわからない」と、飲料水各種も付け加える。


「塩の木というのは、そのまんま塩っぽい味がする木のこと。エルフはこの樹皮を、調味料代わりによく使う。どこに生えているかは、わたしが知っている。飲料水の場所も」

「さすが地元エルフ。手伝ってくれるんだよな」


 頼りにされると悪い気はしない。シフルーシュは頬がゆるみそうになるのを必死にこらえて、ついてこいと手を振って合図を送る。


 調達作業は順調に達成していった。里の者なら誰もが所在を知っているモノばかりなので、苦労はまったくなかった。

 唯一手こずったのは、木登りトカゲの捕獲だ。樹木と保護色で見つけにくいうえに、素早くて捕まえるのに難儀する。どうにか発見しても、近づくとすぐに勘づかれて逃げてしまう。それでも、マイトの必死の追い込みと、シフルーシュの精霊魔法の即席コンビネーションで、どうにか一匹捕らえることができた。


 残すは飲料水各種のみ。エルフの里で利用する水源は、井戸水と瓶に貯めた雨水と森の池水の三種である。井戸水と雨水は手近で入手できるが、地水だけはそうもいかない。木工の水筒を持って、二人は森に踏み入る。


「たまには、こうやって物探しで駆けずり回るのも楽しいもんだ。ダンジョン潜りとは違う、独特の冒険感があって面白い」


 森で暮らすエルフにとって、ダンジョンと言われてもピンとこない。ミラーリングからダンジョンの話を聞いているシフルーシュであっても、石造りの地下施設をうまくイメージすることができなかった。


「ダンジョンって石の通路を行ったり来たりして、モンスターと戦って、時には財宝を手に入れて、地下を目指して進んでいくんだろ」シフルーシュは率直な疑問をぶつけた。「……それ、何が楽しいんだ?」


 バカしているわけではなく、本心から知りたいと思っていた。ミラーリングの話を聞いても、これまでは興味が持てなかったが、現役冒険者の言葉は妙に心に刺さる。

 森で生まれ育ち、外の世界を知らぬまま死ぬことを当然として受け入れていたシフルーシュに、小さな好奇心が芽生えていた。


「うーん、冒険者全員が楽しいと思ってるかは、よくわからないかな。ダンジョンに潜る理由は人それぞれだから。一攫千金を狙って財宝目当てのヤツもいれば、仕事として冒険者業を淡々とこなしているヤツもいるし、名誉欲に取りつかれたヤツや学術目的の変わったヤツもいる。理由によって、楽しいと思うポイントも変わってくるだろうから、これだってことは言えないなぁ」

「他のヤツはどうでもいいよ。マイトが思ってることを知りたい」


 マイトは少し驚いたふうに目をパチクリさせる。シフルーシュも内心、自分の発言に驚いていた。まったく意識していなかったが、心の奥でここまで関心を寄せていたことを思い知らされる。

 エルフのプライドがそうさせるのか――目線を合わせないように調整して、ツンツンした空気感を必死に保った。顔がほんのり熱くなるのを感じたが、この際そこは目をつむる。


「まあ、俺の場合は、仲間とああだこうだと言いながらルートを決めて、実践していくのが楽しいと思ってる。うまくいけばなんとも言えない快感があるし、失敗すると悔しくて腹立つけど、今度こそはって気合が入る。時々手伝ってくれる姉ちゃんが、ダンジョンってルートを開拓して最適化を探すパズルみたいなところがあると言ってた。そういう面白さも魅力の一つかもな」


 ダンジョンの想像はつかないが、マイトが本当に楽しそうに語るので、感化されて少しわかったような気持ちになる。

 目に映る見慣れた森の景色とはまるで違う、石造りの世界を見てみたいと素直に思った。


「結局のところ、俺は仲間と冒険するのが好きなんだと思う。協力して未知の場所に踏み出す感じが、たまらなく楽しい」


 シフルーシュの視線の先に、キラキラとした光の層があわれる。あれは池の水面に反射した陽射しの輝きだ。目的地は近い。

 この冒険が終わろうとしていることを、少し寂しく感じた。


「ミラー兄様は、ジュレイオ様の呪いを解く方法を求めてダンジョンに行った。最下層まで到達しても、呪いを解く方法は見つからなくて無駄足だったわけだけど、なぜかダンジョンの話をするときは、いつも楽しそうだったわ。その気持ちが、ちょっとわかった気がする」


 マイトはまるで自分が褒められたように、うれしそうな顔をする。その浮かれた気持ちが地を蹴る足取りに伝わり、軽やかな小走りとなって池の畔へ駆けていった。

 水筒に地水を汲み取り、笑顔で大げさに掲げてみせる。


「ミッションコンプリート!」


 ゆっくりとマイトの元に歩み寄ったシフルーシュは、無邪気な少年冒険者にぎこちなく笑いかけた。


「ダンジョンでうまくいったときは、こんな感じ?」

「それはどうだろう」


 意外な返答に、びっくりした。「そうだ」と返ってくるものと思っていたので、驚きの声も詰まってしまう。

 困惑を浮かべたシフルーシュに、マイトは真顔で言った。


「こういうのは、自分で経験して比べてみないことにはわからないと思う。シフルがダンジョンに来て、直接確かめてみなよ」


 マイトからすると、他意はないのかもしれない。だが、その言葉に、心が揺れ動く。頭の隅に押しやって考えないようにしていた欲求が、波のように広がっていくのを感じる。

 感情が追いつかず呆然としたシフルーシュは、混乱のなかで一点を凝視していた――わずかにうなずいてみせたマイトから、目が離せなくなっていた。

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