空は輝いていた
空をつかむための翼を探してみるけど
どこにもないことを
本当は知っているのに
遠く
大きく
そんな夢を見ていた幼い頃
大人になるたびに
なにもできない無力さに
崩されていく
僕の姿があった
何度も
何度も
叫んで
泣いた
何度も
何度も
手を伸ばしてつかめないことに
悔しさを感じている
現実は
厳しくて
僕は見失いそうになる
それでも
僕たちは生きていくんだ
何度も
絶望して
何度も
苦しんでも
何度も
うつむいて
ふいに
見上げれば
空は
あの頃と変わらず
輝いていた
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