ひとりぼっち

わたしは独り


時々


感じる孤独


わたしは


ずっと一人で過ごすことが多かった


学校へ行くのも一人


教室に入っても


とくに挨拶することはない


休み時間も


ずっと


机に座っている


移動教室も一人


部活にいくのも一人


家に帰るのも一人



毎日が


家と学校の往復だけ


そんな人生


嫌いだった


いつも


変わりたかった


だから


毎日が必死だった


大人になるほど


知り合いができ


仲のよい仲間もできた


それでも、


ふいに



思ってしまう



わたしは



ひとりぼっち



一人で生まれ


一人で死ぬ



だから


ほしくなる


ずっと


繋がっていたいと望む



悩むのもひとり


道を見つけるのもひとり


孤独もひとり


願いもひとり


夢を追いかけるのもひとり


決めるのもひとり


何度も何度も


考えて



何度も何度も



泣いて



ひとり


ひとり


ひとり


ひとり



だれもがひとり


それでも


だれもが


繋がっている


だって

みーんな



ひとりが寂しいこと知っているから


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