どうして君だったんだろう

どうして

君だったんだろう

ほかのだれでもなく

同じクラスの

同じ時間過ごした中で

君しかみえない


なにげない朝

制服に腕を通す

鏡の前で

何度も確認するのは

きちんとかわいく見えるかな


毎日

同じ道

同じ景色

会う人も代わりない友達

ふいに見た視線の先

君の笑顔が見えた

ほかの人たんて

ただのエキストラのように

君の姿だけが残っている


どうして

君じゃなきゃだめなんだろう

他にもたくさん優しい人がいるのに

どうして

君しかみせないんだろう

他にも

たくさん

いい男いるはずなのに


その笑顔

なにげない言葉

毎日

私の心に刻んでいた日々


今日会えた喜び

明日会いたい願望

繰り返して

君のそばにいたいよ


どうしてなんだろう

君のことが

だれよりも

思っているの


どうして

心の中をしめていくよ

いますぐ

伝えたよ


もうすぐ季節が巡り

さくらが咲いて散る頃


さよならで

終わりたくないから


どうしても

伝えなきゃ


このままで

この場所にいられるわけじゃない

どうしても

言わなきゃ

君とずっと

一緒にいたいよ


ねえ


大好きだよ


ねえ


愛しているよ

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