雨に打たれて
雨に打たれて
心が濡れている君
いつも笑ってほしいから
僕はそばにいたい
毎日雲行きが怪しくて
「今日も雨だね」
とつまらなさうな顔をする君
「晴れたら一緒に街へ行こう」
と気軽に約束を交わす
現実はうまくいかない
他愛のないことで
悩んで苦しんで
それでも
君は晴れることを信じている
雨に打たれて濡れた日も
一緒に歩いていたい
その手を離さないように
君の痛みもすべて抱きしめながら
雨に打たれて目をつぶって
滴る水を拭って
いつかきっと
晴れた空の下を
歩いていきたい
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