ガードレール死願

有給休暇

ガードレール死願

前には道路がある。そしてその奥には茂った木々が重なり合って地面に影を落としていた。葉越しの光はちらちらと暗い地面に揺れて、僕はその丸や歪な四角形をした光の数を数えて暇を潰していた。

 僕はガードレール。山の表面をぐるぐるとリンゴの皮むきみたいに取り囲む道路を見守る三メートルぐらいの白いガードレール。

 僕の目の前にはカーブが膨らんだ先にある大きくひしゃげたガードレールが見える。黒じいさんと僕は呼んでいる。黒じいさんの名前の由来は言わずもがな、その姿だ。ガードレールの代名詞である白い身体は年月と共に黒ずんでいて、そのせいで白い鳥の糞が余計に目立っている。僕はまだ鳥の糞を被ったことは無いけども、たとえ被ったところであんなにも目立ちはしない自身がある。

「暇そうだな。若いの」

「こんなにも何も無い場所でゆったり出来るのは黒じいさんだけだよ」

「ゆったりせざるを得ないじゃろう。なにせ、儂たちは動けないのじゃからな。よし、じゃあ、この儂の武勇伝を聞かせてやろう」

 また、始まった武勇伝語り。頼んでも無いのに語り出すのはこの黒じいさんの悪い癖だ。それに武勇伝が何個もあればましだけども、聞かされるのは黒じいさんの身体がひしゃげた理由であるスリップした車を受け止めたということだけ。意気揚々と喋り始めた黒じいさんの話は聞こうとしなくても、塞ぐ耳がないから嫌でも耳に入ってくる。耳もどこにあるのか分からないので、手があったところで塞ぎようが無い。なんにせよ、ガードレールの武勇伝なんてそれしかない。それが存在意義でもあることはさすがに分かっている。

「はいはい、それはかっこいいね」

 正直羨ましくないと言ったらそれは嘘になる。だけど、こんな山奥の誰が知っているのかも分からないさもしい道路にひっそりとあるガードレールにそんな事が起こるとは思えない。日はまだ高く、真上から照りつける太陽で影も出来ない。山の奥で古鷲が鳴いている。この鷲の断絶的な鳴き声は、日本の山を一瞬でサバンナの風景に変える力がある。サバンナのガードレールだったらどんなに楽しいのだろうか。毎日が刺激的ではしゃぎ回っていられるだろうし、何にせよ動物がよく顔を出していて、同じ暇にしてもその濃度が違うんだろう。

「黒じいさんっていつからここにいるの?」

 ネズミが黒じいさんの下を潜り渡って、僕が光を数えていた山の風景に混じっていく。自然の生き物はやっぱり自然の中に入り込むのがうまい。僕の視界に入るのは、道路と相対する黒じいさんの身体と、代わり映えのしない木々の姿。もうネズミはどこにいるのか分からない。そんな山の中では僕たちガードレールと道路はとても浮いて見えるんだろう。黒じいさんは長い間ここにいたと見えて、山に存在を認められたのか動物もよく近寄っている。それに反して自分は、いつも綺麗のままで蛇すらも僕の近くを通りたがらない。

「結構前だな」

「その前がいつなのか聞きたいんだけど」

「それを聞いてどうしたいんだ」

「いや、別に」

 羨ましくなんてない。時々、黒じいさんが山の景色として遜色ないほどになっていて、僕だけが置いて行かれる不安があるだけだ。この道路にはまったく車が通る気配は無くて、そんな道路に僕がいて何の意味があるのだろうか。それならば、黒じいさんみたいに山の中に混ざりきってしまいたいと考えるのは、ガードレールとして当たり前じゃないか。

「若者よ。随分悩んでいるじゃ無いか。鷲の武勇伝でも聞きたいかね」

「それはもう充分」

「それは暑い夏のことだった……」

 おい、このじいさん話を聞かないぞ。

「まったく、相変わらずの惚けぶりのじいさんとごちゃごちゃと無駄な考え事をする似而非思想家じゃないか」

 小憎たらしい声が聞こえた。それは黒じいさんの身体の上でだらんと細長い身体を垂らす蛇だった。蛇は長い舌を出したり引っ込めたりして俺を見ていた。

「蛇じゃないか。お前はいつも黒じいさんの上ばかりだな」

「似而非思想家の沸騰しきった頭より、じいさんの冷えた頭の方が気持ちがいいんだから仕方があるまい」

 蛇はそのままじいさんの上で器用にとぐろを巻いたまま、その閉じているのか分からない小さな目で俺を見ている。

「似而非思想家様は今何を考えておられるのかな」

「その似而非思想家と呼ぶのをやめろ。僕はそんなじゃない」

「それはそれは。それならば、高尚なる思想家様か。本日はどのような素晴らしいことをお考えで」

「今まで通りの呼び方にしてくれ、むず痒い」

 黒じいさんは僕と蛇のやりとりを無視しながら自分語りに必死だ。その口調は淀みなく、穏やかながらも自分をすごく見せようと熱が籠もっている。蛇は自分の下で未だに話し続けている黒じいさんを見下ろした後、気付かぬ振りをしながら僕に向き合った。

「あんたら二人は暇そうだな」

「そういう蛇だって暇そうじゃないか」

 僕の言葉に蛇はシャーと鋭い声を立てた。威嚇する低い響きが僕の身体に反響して、空に高く登っていく。蛇は首をもたげて縦に横にゆったりと動かして、僕をにらんだ。鼻の切り口がぷくっと膨らんだ。

「それは生き物で無い君たちが僕たちにいう言葉じゃないだろう。私たちは生きるのに必死だ」

 蛇の皮のぬめりが太陽を反射する。反射した黒い皮は一部に青みが見えている。細長い身体が身動ぐ度に、硬そうな皮膚には確かに筋肉の流動が見えた。生きている身体だ。しっかりと心臓が動いている身体だ。僕のように鉄だけで思想が出来るだけの身体じゃ無い。

「羨ましいね」

「へっ、私たちからしたら何も食わず、天敵もいないその身体が羨ましいね」

「車も通らないこの場所じゃ、存在している意味も分からないよ」

 しばらく蛇はじいさんの上で首をせわしく動かしていた。そしてじっと身体を止めたと思うと黒じいさんの上からするすると降りてくる。細い身体はぼとっと黒じいさんの下の草むらに落ちた。姿を見せると道路を蛇行で横切り僕のすぐ側にとぐろを巻いて、一思案するように舌を出したり引いたりしている。僕の柱の一本に近づくと、そこを起点にして空に吹き上がる煙のように僕の身体に纏わり付いた。温かみのある冷たさが僕の身体を線となって這う。初の感覚に身体が身震いしてしまいそうになった。

「気持ち悪い」

「君に私の休み場所としての存在意義を与えようとしていたのに失敬なものだな」

 蛇はそう言うなり、器用に僕の上で身体を伸ばしている。すぐに体勢が崩れそうになる丸い胴体を、僕の薄い板の縁に置いていた。伸びては縮む鱗が僕の顔料を刮ぎ落として。蛇の黒い身体のお腹に白い粉が縦断していた。

「君の身体は思ったよりも硬いな。それに粉が酷い」

「粉は新しい方だから仕方が無いけど、固さは黒じいさんと変わらないんじゃ無いか」

「ははは、若者は分かっていないな。儂ぐらいになると自然に揉まれて自然の温かみを身につけるものじゃよ。角が取れるというもんじゃ」

 いつの間にか、あの武勇伝を語り終わった黒じいさんが、僕の身体に乗った蛇を見ながら上機嫌に笑っていた。武勇伝が終わるのがいつもより早かった気がする。もしかしたら達人の域というやつで、語りすぎて語るのに要する時間が短くなったのかも知れない。

「どうじゃ、蛇君。若者の身体は」

「まだまだ角張っているよ」

「それはそれは。儂が君の曾曾曾じいさんに言われたのと全く同じじゃないか。儂もその時は若かったからな」

 そしてまた黒じいさんの語りが始まった。それは始めて聞いた過去の話だった。

 黒じいさんがこの道路に立てられた初めてのガードレールだったということ、そして仲間がいないことに寂しさを感じたこと、人工物であるが故に自然の中でいつまでも浮いていたこと。黒じいさんは淡々と話した。感情すらも忘れて出来事を述べてるだけの乾いた語りだった。武勇伝を語るような熱はそこにはない。

「そこでじゃ、なじめない儂を変えてくれる事が起きた。それがこのひしゃげた理由である車の事故じゃ」

 雨の降る深夜の出来事だったらしい。その時に、僕はまだいなかったから詳細は黒じいさんの言葉からしか分からないが、若者二人の乗った軽自動車が速度の出し過ぎでカーブであるここを曲がりきれずに黒じいさんにぶつかったらしい。タイヤが水溜まりを滑って、黒じいさんは軽自動車を火花を散らしながら受け止めた。全く初めての事だったので、じいさんは本当に受け止められるのか自信が無かったらしいが、それのために作られた身体は難なく受け止められることができた。若者二人がガードレールと自分の軽自動車を見て、ああと嘆いていた。落ち込み膝を抱える男とそれを慰める女。久しぶりの人間だとその騒ぎを余所に黒じいさんは楽しんでいたらしい。その後は、警察やらいろんな人間が来てこのカーブはより騒がしくなった。濡れた木に赤いランプが反射して、事故で目覚めた動物もその賑やかさに嫌気をさして距離を取っていた。カッパを着た警察は雨をはじき返しながら、紙に濡れた手で億劫そうに文字を書いている。たくさんの人間がいるなと黒じいさんは楽しく人間たちを観察していた。人間の一人がガードレールを見て、これはまだ使えるかなとひしゃげた自分の姿を見てぽつりと呟いたのが、雨で五月蠅い中、浮かび上がるようにしてしっかりと聞こえた。その瞬間、黒じいさんにはいなくなる恐怖が鉄の身体を駆け抜けたらしい。まだ大丈夫だと声を上げても、動物たちには聞こえても、創造主である人間たちには聞こえないらしい。人間たちは僕たちを思考あるものとは思っていないらしい。

「まだ、大丈夫なんじゃ無いか。ここに車もあまり通らんだろう。でも、念のためにもう一つガードレールは増やしても良いかもしれないな」

 迫っていた己の消失という事態から話が逸れたことがじいさんには何よりも嬉しかった。その言葉に抵抗なく引き下がった人間に、じいさんは無い舌を突き出して馬鹿にする。人間たちが引き上げた山には一層の静寂で、葉の落ちる音すらも過敏にじいさんの身体に反響している。排ガスが沈着した雑草が重そうに首を垂れて、鉄の匂いが動物の鼻に拒絶的に吸われた。

 数年が経って僕がここに作られた。それから事故らしいものは起きていない。それどころか車が通った回数はここ数年の間で両手で足りるくらいだ。僕たちの手に指は何本あるのかは誰も知らない。

「今日は一段と語りが饒舌だな、じいさん」

「こんな年にでもなると語ることしかすることがないんじゃよ。若者みたいに思考することに疲れてしまったからな。ようやく若者の話し相手も出来たから儂は嬉しい」

 そこまで直接的に好意をぶつけられると、蛇に這われた時とはまた違う気持ち悪さがあった。

 月日は経って、数年はあっという間に過ぎた。僕の身体に最初に乗った蛇は、数日前に僕の上で息絶えた。眠りに入るように自然な死への変化だった。ぽとりと草むらの上に落ちた蛇は身動きもせずに、目を閉じていた。その死体は今もまだ僕の下にある。死んでいることは分かっているけども、まだ眠っているのではないかと思うほどに死体は黒い皮膚を太陽に反射させて綺麗だった。死臭がしてきてようやく眠りと死の間に明確な境目が引かれた。死んだ蛇を見たくなくても、必然と目に入ってくる。何度も言葉を交わした相手、彼が僕の身体に乗ってから鳥や虫も僕の身体に乗るようになった。変化を作ってくれた感謝する相手だ。そんな相手が死に負けて、横たわり続けている。悲しみはすでに峠を越えたはずだが、その死体は出来るならば見たくも無かった。何も映さない瞳の奥が死で満たされているのが我慢出来ない。

 黒じいさんは未だに武勇伝を僕に語っている。蛇が亡くなった日には僕に延々と語ってくれたほどだ。何か他のことを語ろうにも、共に同じ場所で生きていた存在に語る言葉はもうそこまで残っていないようだ。目新しいことを話そうとして言葉に詰まって、結局はあの武勇伝に熱が一層籠もらせただけだった。

「儂たちは死というものがあまりわからないが、見ているだけでも死の恐ろしさがよくわかる」

 他人事だ。よく分かると言っても死んだことも無いものたちに本当の死の恐怖は分かりっこない。想像して怖がるしかできない。

「僕たちもいずれは死ぬのかな」

「いずれはな。朽ちることが死になるのか、撤去されることによって死になるのか分からない」

 蛇の死体は虫たちに食われて骨だけになった。その骨も横殴りの雨に濡れ飛ばされて姿を消した。蛇はもう記憶の中にしか見つけられない。あんなに見たくのなかった死体が恋しくなる。

 蛇の骨を吹き飛ばした嵐がまたやってきた。木々は大きく横に揺れて、鳥は暗い空の上を必死に飛び回り風に煽られている。ばさばさと葉を落とす勢いの雨が、僕と黒じいさんの身体が雨に当たって打楽器となる。嵐が吹きすさぶ山には調子違いの音だ。

 その風の中、光が山の木々の間を通り抜けていく。なんの光だろう。横に頭を振る光は地面の落ち込んだ苔の緑を照らしている。木に隠れていた鹿が照らされて、急いで跳ねて姿をくらます。同じ人工物の音がする。これは車の音だ。エンジンが山を威嚇して、僕と黒じいさんは顔に喜色の色を滲ませた。久しぶりの車は見るのだけでも楽しい。もしだったら事故って僕の身体にぶつかりはしないかと考えるほど。

「黒じいさん、車がやってきたよ」

 黒じいさんは音を頼りにどこか違うところを漁っている様子だった。

「あの時もこんな夜だったよ」

「あの時?」

 僕の声は黒じいさんには伝わりはしなかった。木を切り裂かんばかりの鋭いブレーキ音がすぐ側でしたからだ。横滑りしたライトが僕を照らして、焦った顔の若者がハンドルを切っているのが見えた。濡れた地面がタイヤの力を横に流していく。止まる気配もなく滑る車体は大きく拉げた黒じいさんにぶつかり、弾かれた車は僕の方にまで横滑りして、大きな衝撃と共に漸く止まった。何が起きたんだろう。目の前で自分の身に起きたことだというのに、幻想じみている。赤い車体の後面は僕の身体にめり込んでいて、若者が呆然と運転席から出てきた。膝が抜けて立つのがやっとのようで、車体に手を突きながら上がった息を整えている。

「まじか、まじか」

 そんな言葉を連呼しているのが滑稽だ。ライトに照らされた雨の線が深い森のずっと奥まで続いている。動転していた僕はそこで景色の見晴らしが良いことに気付いて、黒じいさんの姿が無いことに気付いた。

「黒じいさん?」

 声は無い。若者のどうしようという困惑と雨と嵐がその声をかき消しているとは思えない。まるで最初から黒じいさんはいなかったのかと思うほどに、綺麗に黒じいさんの身体はそこにはなかった。

「ねぇ、黒じいさん」

 返事は無い。

 警察が来た。白い僕の身体を赤い点滅が舐めている。ざぁっと雨は降り止まない。警察も若者も雨に濡れていた。黒じいさんがいた場所に警察官が立って見下ろしている。

「いやぁ、派手にやったねぇ」

 軽く笑いながら警察官は黒じいさんの身体を見ているのだろう。僕にはどうすることもできない。考え込んでも何も変わりはしなかった。

「このガードレールはどうしようか。結構壊れてるんじゃ無いか」

「そうだな。撤去でもして貰うか」

 目の前の人間が僕の生死を世間話でもするように決めている。僕はただただ無力で。雨の寒さに震えていた。この寒さすらも今は愛おしい。警察官が僕の身体を撫でた。僕はそれに答えるように精一杯身体を硬くしたが、外見も内面も何も変化は無い。

「費用も掛かるし、別に良いだろう。あの古くさいガードレールを撤去しなきゃいけないしな」

 その警察の言葉通り、嵐が止んで程なくして黒じいさんの原型を留めない身体が引き上げられる。所々ちぎれているのがあの時の衝撃を表していた。物言わぬ物体、それは眠りでも無い明確な死だった。黒じいさんの死体を見られたのは一時間も満たない。あっという間に運ばれて、見晴らしの良くなった湿潤な森は喪に服している。死が怖い。これほどまでに何も無いことにされるなんて、数日後何もないように生活が始まった動物や山の動きに無いはずの顔が青ざめた。

 次は数十年と年月が経った。山の中はあまり変化は無い。時々来る動物の話に寄れば、最近は山の再開発が進んで、住める場所が少なくなってきたらしい。道理で最近は車の通りも多くなってきたと独り合点しながら話を聞いていた。黒じいさんのいた場所には、新しいガードレールがやってきた。思案顔のよく似合う若者だ。昔の自分を思い出して苦笑する。俺はあの黒じいさんみたいに妄りに武勇伝は話はしない。ただ、一度だけ向かいの若者になんで形が歪んでいるのかを聞かれて話したその一回きりだ。

 今、俺はあの黒じいさんが羨ましい。妄りに武勇伝を話せる精神力もそうだが、終わりの無い人生を終わらすことの出来たことが羨ましかった。もう思考することも特にない。だらだらと続く毎日に飽きが来ても動けぬ身体はそれを受け入れるのみ。もう充分に生きたからと己の死を願い、通る車が事故り己の身体を吹き飛ばしてくれぬかと祈ることが殆どだ。最近はそれのおかげで車の交通量も増えてきていた。俺の身体の少し前には、ビックリマークの付いた標識が立つようになった。

 昼間の山。車が一台近づいてきていた。俺はその車に事故を起こせと深く念を込めて迎える。その念が通じて、車はスリップをするがその車は目の前の若者のガードレールに当たって、若者ごと道路の向こうに落ちていく。

「また、若者だけが死んでしまった。俺が死にたいというのに」

「じいさん、またやったな。あんたが祈るせいで俺がこんな辺鄙なところに立つことになったじゃないか」

 俺は標識には返事をせずに、カーブの下から黒い煙が空に昇っていくのをじっと羨ましそうに見ていた。あの黒い煙は死者への迎えか。魔のカーブ、人殺しカーブと心霊スポット化した場所で俺は自分を殺してくれる存在をひたすら待ち続けた。

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