ホットミルク



寒い日の夜

ホットミルクを入れてくれる

なんでもないこと

寒い日の夜

ホットミルクを1人で入れる

なんでもないこと


だけど、あの日のホットミルクは

今日のホットミルクよりもどこか温かかった


いま、ホットミルクを入れて初めて気づくこと

いま、ホットミルクを入れるまで気づかなかったこと

当たり前だった

でも、当たり前じゃなかった

そんなものが

幸せだった

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