誰もいないリビングに

誰もいないリビングに

薔薇が一理 刺されては恋煩い

モノクロのキスをせがんだ


灯して逝けない欠片の白鴉

崩れては罪重なる愛の螺旋階段

触れては曖昧な疵を遺し

新たに出来上がる落下点は透明

ウエディングケーキに緋を灯そう


ネエ

おしあわせにはいにしみちはたし

おねんねごめん アイガホシイノ

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