雨上がりの空は
雨上がりの空はいつもより
輝いて見えるのは
光をみつけた
幸せなのかもしれない。
なんて理由をつけても、
彼女の方が何倍も眩しくて、
見えやしない。
手桶に花を、墓地に慕いを。
朽ちた華に手向けるものは無く
空から雫を濡らす。
口を鼻を覆う、
亡き崩れたものに終い
敬いを新たに拝す。
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