第8話 泣いちゃうぞ
スタイルが良く、明るい嬢。
ガールズバーでも働いていたが、バーの方に身バレしてしまい。
デリの方を辞めることにしたそうだ。
偶然、彼女の最終出勤日に呼んで、そんな話を聞いた。
「半年くらい働いた?」
「そうですね」
「うん、じゃあ、今日はずっと、こうさせていてよ…」
僕は服を脱がさないまま、ホテルで彼女を抱きしめた。
髪を撫でていると…
「泣いちゃうぞ…」
彼女は泣きだした。
唇を重ねてきて、ソレを誤魔化そうとしているように思えた。
未だに、僕は彼女から貰った、手書きのメッセージを鞄に入れてある。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます