第3話いいいわけ
「竹村さん、それには、深ーいわけが有りまして。このアームバンドはコンピューター室に、1カ月も忘れられていたのです。誰も取りに来ないので捨てようとしたら、家中さんが、もったいないので、二人で1個づつしよう。と言って二人で分けたんです」
「そんな話が有るわけないです」
「家中さんちょっと来て」
「はい」
「あなた松尾さんと同じアームバンドをしているでしょう。何かわけでも有るの」
「松尾さんとの記念に買いました」
「何の記念ですの」
「した記念です」
「あなたは正直でいいわよ。とってもいい事よ」
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