ボカロの街の魔女(仮) エアリプレイ版
彬兄
第1話 プロローグ
某月某日、某所にて、CeVIOの三人がウィッチクエスト現代版を遊ぶために集まった。
タカハシ
『おはよう、ささらちゃん、つづみちゃん。こないだの約束通り、ウィッチクエスト現代版持ってきたよ』
ささら
『いよっ、待ってました』
つづみ
『ウィッチクエストは知ってるんだけど、現代版ってどういうこと?』
タカハシ
『うん、ウィッチクエストは本来近世から近代にかけてのヨーロッパを主な舞台にしているんだけど、それを現代日本で遊べるようにいろいろデータ追加してついでに追加ルールもてんこ盛りにした同人サプリメントだよ』
ささら
『そう。魔女っ娘とか、魔法少女もできるようになってるって聞いて、面白そうだからやってみたいなーって』
つづみ
『ふーん。じゃあ、ささらちゃんが魔女で、私が猫を担当かな』
ささら
『え? いいの? やったぁ。魔法少女ってやってみたかったんだよね』
タカハシ
『分担は決まった? じゃあ、キャラメイク始めようか。まずは、魔女のクラスとパートナーの種族を選んでくれる?』
ささら
『え? クラスなんてあるんだ』
タカハシ
『うん。そこまでかっちりした違いではないんだけど、クラスによってあるジャンルの魔法が成功しやすくなって、特定のスキルも成功率が上がりやすくなります。
全部で6種類あるから、やりたいキャラに合わせて一つ選んで』
ささら
『うーん、迷うなぁ。アーティストも捨てがたいけど……レトロウィッチにする。巫女さん的な感じにしよう』
タカハシ
『OK、じゃあつづみちゃんは種族を6種類ある中から一つえらんでね』
つづみ
『あ、猫以外でも良いんだ。じゃあ、鳥にしようかな。で、インコってことにしてオウム返し使えるようにしておこう。こういうのオリジナルのウィッチクエストにはなかったよね』
タカハシ
『その代わり、使える猫魔法の種類が少ないけどね。色はどうする?』
つづみ
『色……黄色にしようかな。セキセイインコの』
ささら
『ってことは、私は黄色いマント着るの?』
タカハシ
『いや、さすがに現代日本でマントは無理があるから、常に身につけていられるアクセサリでいいってことになってるよ。さ、あとはウィッチタローを引いてダイスを振って、具体的な能力値を決定してね』
--数十分後。
タカハシ(以下GM)
『キャラはできた? それじゃあ自己紹介をお願いします。まずは魔女から』
ささら(以下舞)
『はーい。私のキャラの名前は倉掛舞。暗示するカードは嵐、影の暗示のカードは宇宙。おっちょこちょいでトラブルメーカーの気があるドジっ娘です。
おてんばだけど、本好きで、巫女さんとして修行していたので礼儀作法もばっちり。でもそれ以外はからきしかな』
つづみ(以下松風)
『舞のパートナーのインコで、名前は松風、オスです。
外見は普通のセキセイインコで、色は黄色。おっちょこちょいの魔女のツッコミ役で、基本関西弁です。口癖は「せやけどな、舞」』
GM
『うーん、なかなか個性的で良いんじゃないかな。今回用意した街はちょっとギャグマンガチックなところがあるから、良い感じにコミカルになりそう。それじゃあ、シナリオを始めようか』
舞&松風
『はーい』
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