平凡なFランク大学生の何気ない日常
@miyu0529
エピローグ 卒業時の自分へ
22歳の僕へ
お元気ですか?堅苦しい挨拶から始まります。四月桜咲く中庭を眺めながら空き教室からこれを書いています。
1年前の話。センター試験に大コケし、私立大学もことごとく落ちた僕は浪人を決意した。しかし、決意も1ヶ月程度で崩れ泣く泣く母に土下座をし、3月にある3期の一般試験を用いて千葉の名もない、世に言うFランク大学に入学した。
入学してから友達作って遊んだり、そこそこに勉強したり、酒とタバコを覚え、そこそこに勉強をし、遊んで、遊んで……1年経って気付けば今の僕には何があるんだと思ってしまった。
今からする話は特に特技なんかも無くて、趣味もない僕のあがきの話だ。3年後の卒業までに君が笑って卒業出来るように頑張る話だ。滑稽かもしれないけれど最後まで読んでくれたら嬉しい。
湖南大学2年 成田 一
平凡なFランク大学生の何気ない日常 @miyu0529
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。平凡なFランク大学生の何気ない日常の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます