病気の君と
@volleyballsaki
第1話 出会い
私は毎日同じような生活を繰り返していた。朝起きて学校へ行き部活をして帰ってきて、ご飯を食べてお風呂に入り勉強をして寝る。こんな毎日に私は飽き飽きしていた。ある時に、たまたま見つけたいろんな人とチャットができるアプリを見つけた。おもしろそうだと思った私はそのアプリを始めることにした。登録をしていろんな人がいるんだなあと話し相手を探していると、ある男の子を見つけた。その男の子は病気らしく、手術を控えているらしい。気になった私はその男の子と話してみることにした。その人は話題をふるのが苦手く私に話題をくれと言ってきた。あいにく私も話題をふるのが苦手で単純だけど恋バナをもちかけた。好きな人がいるの?何が好きなの?など、いろいろ話しをはずませ、だんだんその人と打ち解けてきた。だから私は聞いてみたかった。なんの病気なのかを。私はきがひけながらもその人に聞くことにした。だが、やっぱり言いたくなかったららしく恋の病などとふざけた答えを出してきた。私は失敗したと思った。ふれてはいけなかったのだと。取り消そうにもなんて言えばいいのかわからくなった。そして私はその申し訳なさや可哀想、などという変な気持ちからその人に言ってしまった。
「あたしと付き合って」
と。
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