第9話【Result】

ハックとポートはギルドに戻った、キューが待っており出迎えてくれた


「お帰りー、でぶ妖精集まった?」

「今日は大物が取れたよ」

「俺も籠半分位かな」

「上出来上出来、じゃあちょっとサイズ図るね」


そう言いつつ巻き尺を取り出しでぶ妖精のサイズを測るキュー


「くすぐったいー」

「ガマンしててねーっと結構大きいな、やるねポート」

「結構良い額行くんじゃないの?」

「うん、大物×3だから150Fね、1Gと50Fで良い?」

「あ、私50F有るから2G貰える?」

「おっけー」


そう言いつつポートにG金貨2枚を渡すキュー

そしてF銀貨50枚をキューに渡すポート


「まぁこんなもんか」

「続いてハック君のでぶちゃん達ね・・・全部小物ね」

「大きいと良いのか?」

「小さいと1体に付き3Fね」


ひーふーみーと数えるキュー、18体居たので54Fになった


「一日駆け回って54Fか・・・」

「最初にしては上出来じゃない」

「へへっ・・・あ、そうだこのでぶ妖精って一体如何するんだ?」

「大物は職人さんの所に、小物はマニアに売りつける」

「職人?マニア?」

「でぶ妖精パンツ被せ職人とでぶ妖精マニアが居るんだよ」

「パンツ被せ・・・え?何それは」

「縁起物らしいよ」

「意味が分からない」

「とりあえず初仕事お疲れー」

「ありがとう」

「特にお祝い出来ないけど、寮で何か料理作っておくよ」

「キューちゃんの料理美味しいから羨ましいなー」

「ポートは寮暮らしじゃないの?」

「うん、私は家が近くだし」

「そうなんだ」


ハックはポートとキューと雑談した後に寮の部屋に戻った


「お帰り」


ヴェンデスが迎えてくれた


「ただいまですー、いやー疲れたー」


ベッドにダイブするハック


「・・・ょぉぉぉ・・・」

「ん・・・?」


ポケットに違和感を感じ探ってみると

そこにはゴルフボール大の小さなでぶ妖精が居た


「にょー・・・」

「紛れ込んでいたのか・・・如何しよう」

「如何した?」

「でぶ妖精が服に紛れ込んでいたみたいで・・・」

「ふーん、むにむにして触り心地良いし飼ってみたら?」

「飼ってみたらって・・・ここペット飼って良いんですか?」

「ペット可だ、でぶ妖精は大人しいしぐーたらだから散歩に連れ出す必要もない」

「・・・・・まぁ引き渡すなら大きくなってからでも良いか

じゃあ、おでぶちゃん、これから付き合いが短いか長いか分からんがよろしくな!!」

「にょ!!」


今回のリザルト

リンゴ×5

54F

ちいさいでぶ妖精

経験

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