第30話 エピファニーのこと

第30話 エピファニー

https://kakuyomu.jp/works/1177354054885843307/episodes/1177354054885889435


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 作品のなかで、エピファニーは準主役の扱いなのだけど、これといった大きな役割がない。そう思って一度、プロット上で彼を削ってみたことがあった。賢者や研究者としての役割はベスに振り分けられるので、それほど難しくなかった。(逆にベスを消そうとすると、人間関係のしがらみもあり、意外と難しい)


 リアナと同じように孤児で、ライダーの能力に恵まれていて、性格は素直で前向き。この二人は似たもの同士だけど衝突することもなくて、ふつうにBFF(親友)だったりする。かろうじて男女なのでキャラかぶりは避けられている(ことを願う)が、物語に登場する必然性はほぼない。もちろんラブにも発展しない。


 でも、いないとなんだか物足りなくなって、結局残している。


 思うにエピファニーは、同一世界観の別の物語の主役で、そこからスピンオフするようにリアナの物語に登場しているんではないか。だから、大きな役割はないのだが、いないとちょっと物語世界が締まらないような感じなのかも。


 古竜が減少していく今後のオンブリアで、なにか彼が主役となる冒険がまた別にあるのかもしれない。


 リアナとは親友なので、二人でいるうちにお互いに影響しあい、ちょっと似てきている。

 リアナは本を読むようになったし、ファニーは外の世界に興味を持つようになった。今でも、彼女が読む本はファニーが選んであげている。(ただリアナは本を読むのがかなり遅いので、デイが読みあげてやっている)


 ボサボサの茶髪にこげ茶の目。黄竜のライダーなのでルクヴァは黄色、でもぜんぜん似合わないしまったく着ていない。なぜかよく女装するが、かといってゲイの人というわけでもないみたい。

 自分の性指向を明らかにしていないが、恋愛に興味がないアセクシュアルな人なのかなと想像している。

 ライダーなのに竜の力を使うことに否定的であることなど、意外と頑固な一面もある。(ハートレスのペアもいない)


 仔竜ちゃんがついて、絵柄的にかわいくなったかも。

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