46日目
「なぜ私を無視するんですか!?」…ヤツの第一声はそれだった。結局、俺とリオナは追跡者をずっと無視し続けた結果、その追跡者がしびれをきらして、俺達の前に姿を現したのだ。追跡者は黒いローブに背の高い帽子…見た目はまんま魔法使いといった感じだった。ただ…背も俺とリオナの肩くらいしかなくて、どう見ても子供だった。「何だお前は」無愛想にリオナがそう言うと、少女はなぜか高笑いした。そして「私の名前はルメラ!最強の魔法使いです!」と…意味がわからなかったので、俺もリオナもそれを無視した。「無視するな!」と、俺たちのあとを付いてくる…で、俺たちから少し離れたところで野宿しているようなのだが、なんなのだろうか?
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